家事・育児サービスの利用者は5%以下!?

今回の取り組みによって今後ベビーシッターを利用する人は増えそうですが、現在の利用率はどれほどなのでしょうか。以前、株式会社博報堂が「働くママのサービス・家電利用実態/意識と母親像・仕事意識調査」を実施。7大都市の都心エリアに在住している“年収200万円以上の女性(25~39歳)”を対象にアンケートを行っています。

 

まず時短家事や育児サービスについて、「どの程度利用しているか」を調査。直近1年間で月1回以上利用したという割合は、「作り置き」が85.5%で第1位に。「顆粒だし(84.3%)」や「冷凍食品(84.1%)」などにも多くの回答が集まっており、料理の時短を実践している人は多いことがわかりました。

 

しかし一方で「ベビーシッターサービス」と答えた人は4.5%のみ。そのほか「掃除代行サービス(4.5%)」や「調理代行サービス(4.4%)」の回答率も5%以内に留まったことがわかっています。

 

東京都の取り組みで、育児や家事に対する考え方がどのように変わるのか注目していきたいですね。

 

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文/河井奈津

参照/博報堂「働くママのサービス・家電利用実態/意識と母親像・仕事意識調査」https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000271.000008062.html