育児・教育に力を入れる東京都

東京都は今回の予算案で“育児支援へと繋げ、切れ目ない支援を強化”することを目的に「ファーストバースデーサポート」も実施していくと明らかにしています。この政策では「子育て支援の情報提供、状況把握」や「育児パッケージの配布」などを行っていくそう。

 

さらに高等学校などの「多子世帯負担軽減」も打ち出しました。この政策は“保護者の扶養する23歳未満の子どもが3人以上いる世帯の高等学校等に就学する生徒”を対象に、全日制の公立高等学校の授業料相当額(年額11万8800円)の半額(都立の定時制等は各授業料の半額)を軽減するというもの。

 

そのほか「私立高等学校等特別奨学金の拡充」も。今まで「年収目安760万円未満世帯」だった“都の上乗せによる授業料の実質無償化”の対象を、「年収目安910万円未満世帯」にまで拡大。また多子世帯(保護者の扶養する23歳未満の子どもが3人以上いる世帯)に対し、世帯年収に関わらず授業料の負担軽減を新たに実施していきます。