“買ってアピール”を懸念する親も…


実は、以前から「カジュアルデー」を導入している世田谷区の中学校もあったよう。ネット上では「多様性を認める風潮が広まる前から“服装自由”を取り入れていたのか…。理解ある学校だね」「世田谷区は目のつけ所が違う」といった声が寄せられていました。

 

「カジュアルデー導入」に期待の声が集まる中で、“気にかかる点”をあげる人も。「オシャレにハマってお洋服代がかなりかかりそう」「女の子なら化粧にも興味を持ち始めて、“買ってアピール”されるに決まってる」など、洋服にかかる費用を心配する親も少なくありません。中には“ファッションに興味を持つ”を逆手にとって、「テストで良い点だったら好きな服を買ってあげると約束すれば、やる気アップにつなげられる」というアイデアを寄せる人も見られます。

 

しかし、「オシャレな服を着れない子は劣等感を抱いてしまう可能性がある」「周りと差が出ないように制服を採用しているはずなのに…」「服を多く持っていないことを気にする子が絶対出てくる」といった声もチラホラ。思春期真っ只中の中学生にとって“服装”は、意外とデリケートな話題のようです。