短期コースのメリットとデメリット


【メリット】

反復練習ができてコツを忘れにくい

通常のスイミングスクールでは、週1回か2回で通うことが多いですが、短期コースではたいてい数日間連続して通うことになります。このことにより、感覚を忘れないうちに繰り返し練習できるため、同じ指導内容でも上達度が上だったと話すママがたくさんいます。

 

平日の夕方以外でも通える日程がある

将来のために水泳を習わせたいと思っているけれど、平日のクラスしか空いていなかったので送迎ができずあきらめている…というママもいることと思います。スイミングスクールの短期コースは、通常クラスの日程が入っていない土日の午前中などに設定されていることも。金・土・日のコースなら、パパかママが夏期休暇を1日取って通わせることもできます。

 

本格的に泳げなくてもいいけど、水泳には慣れたい…という時にぴったり

他の習いごともあるので、これ以上スイミングに通うのは難しいというお子さんでも、いま保育園児であれば、小学校の水泳が始める前に少しだけでも「水泳」に慣れておきたいですよね。親子でプールに行くのももちろん良いのですが、混みあった中でバタ足や「けのび」などの練習は難しいもの。水遊びは好きでも顔を水につけられない子は多いですが、小学校では授業時間も限られているので、事前に「水に慣れる」ことだけでもできていれば、かなり違ってきます。

 

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【デメリット】

本格的に習いたい子には不向き

きっちりと4泳法(クロール・平泳ぎ・背泳・バタフライ)を身に付けたいとか、小中学校の授業で良い成績を取りたいなどの明確な目標がある場合、短期コースだけではまず不可能でしょう。夏休み・冬休み・春休みなどでそれぞれ短期コースに参加したとしても、もちろんその子なりの上達は見込めますが、一定ラインに到達したいと考えている場合は通常コースに通うことが前提となります。

 

自治体主催の水泳教室は、設備面はイマイチなことも

自治体の水泳教室は、期間が長いわりに料金が格安なことが多いため人気があります。その分、 申し込みに長時間並んだり、抽選で外れて通えなかったり…と不便な点もあります。設備も、市民プール等を利用していることが多く、プールも保護者席も屋外だったり、温水のシャワーが出なかったりと、民間と比べると施設面では劣ります。