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コロナ禍で子供の「習い事」は何が変わった?親の本音も見える調査の結果

子育て

2021.04.14

2020年から続くコロナ禍で、園や学校だけではなく子供の習い事やスポーツクラブなどの活動の多くが、感染予防のためこれまでとは違った形での実施を余儀なくされています。

 

今回は、お子さんを習い事に通わせているママ・パパたちに、以前とはどこがどう変わったのか、お子さんはそれに対してどんな様子か、困った点はないか…などを聞かせてもらいました。

子供の習い事を辞める理由、昨年は「コロナ」が5割

2020年12月にアクサダイレクト生命が行ったアンケートによれば、子供の習い事の数は前年度と比べて「変わらない」が8割以上と、意外と辞める人は少なかったようです。

 

小学校低学年では「減らした」が11.7%、「増やした」が12.2%とほぼ同じくらいですが、未就園児では「減らした」5.4%に対し「増やした」21.3%と、5人に1人がコロナ禍でむしろ習い事を増やしています。

 

ただ、習い事を減らした理由としては「新型コロナの感染リスク回避で休会・退会した」と答えた人が 51.4%にのぼり、ほかにも保護者の収入減や教室の休業・廃業など、それぞれ新型コロナの影響によるものが多く見られました。

子供の習い事、どこがどう変わった?

以前からの習い事を続けている場合も、コロナ禍で、教室やスクールの内容が様変わりしたという人は多いのではないでしょうか。

 

そこで、お子さんが習い事に通っているママたちから、2020年から2021年にかけてどんな変化があったか聞かせてもらいました。

 

「5歳の長男がスイミングに通っています。始めたばかりで新型コロナが流行し3ヶ月間はお休みでした。再開後は少人数で行うとのことで、息子はもともと人数の少ない級だったのでそのまま通えたのですが、人数の多い級の子たちは他の時間や曜日に分散する事になり、他の習い事やきょうだいとの時間調整が大変だったみたいです」(Mさん・5歳児と2歳児のママ)

 

「英会話に通っていましたが、コロナで全レッスンがオンラインに切り替わりました。英会話はマスクを着用すると発音も聞き取りにくく表情も分からないので難しいですよね。半年ほどして、顔全体をカバーできるゴーグルをつけての対面レッスンも始まりましたが、少人数制のため、早く予約しないと希望の時間が取れないので大変です」(Yさん・1年生のママ)

 

そのほか今回ママたちに話を聞かせてもらったすべての習い事や教室・スクールで、自宅または入り口での検温や運動中以外のマスク着用、レッスン前後や途中で手指の消毒を行うなど、感染予防のための対策を取っていました。

 

「先生の自宅でピアノを習っています。2020年には、一斉休校が明けたものの、先生も生徒の家庭でも消毒液を入手できないために対面のレッスンが再開できず、しばらくオンラインレッスンが続きました」(Aさん・6歳児のママ)

子どもたちの反応は?

コロナ禍での変化に対し、子どもたちの様子はどうだったのでしょうか。

 

「姉妹で通っているバレエ教室の発表会が中止になり、下の子は初めて衣装を着てステージに立つのをずっと楽しみにしていたので、がっかりして、なぐさめるのが大変でした。来年も必ず発表会があるとは言い切れないですもんね」(Uさん・5歳児と3歳児のママ)

 

「野球の幼児チームに入っていましたが、もともと野球そのものがやりたいというより、お友だち数人に誘われて入会したので、誰にも会えないし子ども自身も興味をなくしてしまいました。まだ本格的に用品を買う前だったので退会を決めました」(Sさん・1年生のパパ)

 

「ダンスのレッスンがしばらくオンラインに切り替わり、先生から細かい部分をリアルタイムで指導してもらえず物足りなさそうでした。でも、そのうち動画でコツを見て練習するように」(Nさん・4年生のママ)

 

など、その子の興味の度合いなどで形は異なりますが、さまざまな影響があったことが分かります。

親の本音…困ったこと&良かったこと

習い事の休止やオンライン化などで、ママやパパはどのように変化を受け止めたのでしょうか。本音が見える体験談を紹介します。

 

「実は休校中、学校の宿題だけでは時間が余ってしまうので、子どもたちにやってみたいことを聞き、長女はオンラインのプログラム教室を、長男はオンライン囲碁を体験してみたところ、二人ともかなり興味を持ったようで続けることにしました。いろいろなことにチャレンジしてみるのはすばらしいことですが、やはり費用はかさんじゃいますね」(Oさん・5年生と3年生のパパ)

 

「去年はサッカークラブの練習が屋外のみになりました。どちらかというと、子供より、参観する親が夏はギラギラの太陽、冬は寒さとの戦いでつらかったです…」(Wさん・4歳児のママ)

 

「上の子が英会話に通っています。これまで下の子が熱を出したときは、1人で留守番させるのも連れて行くのも無理なので、やむを得ず上の子をお休みさせていました。今は対面とオンラインを選べるようになったので、家からレッスンを受けられて助かります」(Tさん・5歳児と1歳児のママ)

 

「この子に必要だと思って、幼児教室・空手・スイミングとたくさん習い事を入れていたのですが、お休みになってしまい、空白の時間ができました。でも、そのぶん子供とゆっくり話したり、目的もなく近所を散歩したりと、親子で時間に追われず過ごせて良かったなと思いました。いま、どれか1つやめる?と子供と相談しているところです」(Fさん・6歳児のママ)

おわりに

子供の人生を豊かにしてくれる習い事。

 

コロナ禍で外出が難しい中でも、施設のスタッフや先生たちは最大限の感染予防を工夫して継続をめざしています。

 

今回の体験談にもあったように、コロナ禍で、本当にお子さんがやりたい習い事と、なんとなくやっておいた方がいいかな?と周囲に影響されて始めた習い事などの見極めがついてきた人も多いかもしれませんね。

文/高谷みえこ
参照/アクサダイレクト生命 「第7回子どものおけいこ事に関する調査」 https://www.axa-direct-life.co.jp/news/2020/news_201214.html

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