結果や優劣よりも、まずは体を動かすことを楽しもう

──では、子どもが性別にとらわれることなく、自由にスポーツを楽しめるようになるために、保護者ができることはありますか。

 

ナイキ広報担当者

子どもたちが活発に生涯を通じてスポーツを続けるためには、712歳の時期に「体を動かすことを楽しむ」経験をすることが必要不可欠です。

 

また、この年齢の子どもたちはひとつのスポーツに集中させるよりも、さまざまなスポーツや遊びの経験を通じて、楽しみながら基礎運動能力を身につけることが大切です。

 

そのために重要なのは、親御さんを含め、保護者となる周囲の大人の接し方です。優劣でジャッジするのではなく、子どもたちが楽しみながらも自分の進歩に気づけるように、ぜひポジティブな声がけなどを通して気づきを促してあげてください。

 

──確かに、競技への向き不向きはあっても、体を動かす心地よさや自分なりの成長は、誰もが等しく感じられるものです。

 

ナイキ広報担当者

また、女の子に関していえば、多くの女の子がもっとスポーツに親しめる環境をサポートするために、「プレー・アカデミーwith大坂なおみ」(以下「プレー・アカデミー」)というプログラムを2020年に新しく立ち上げました。

 

プレー・アカデミーは大坂なおみ選手、ナイキ、ローレウス・スポーツ・フォー・グッド財団のパートナーシップによる、女の子の人生を遊びやスポーツを通じて変革することを目指したプログラムです。

 

女の子を対象としたイベント実施や女性コーチの育成などを通じて、女の子を取り巻く環境を変革していく活動を今後も積極的に続けていくつもりです。

 

 

スポーツを通じて、女の子の人生をポジティブに変革することを目指す「プレー・アカデミー」。次回は世界最大のスポーツブランドであるナイキの新たな試みについてお話を伺います。

 

文/阿部 花恵 

(※1)https://www.bandai.co.jp/kodomo/pdf/question252.pdf

(※2)https://www.gakken.co.jp/kyouikusouken/whitepaper/201908/chapter7/01.html

(※3)https://www.mext.go.jp/sports/b_menu/toukei/chousa04/tairyoku/kekka/k_detail/1409822.html