子どもがいるからこその趣味に開眼

「カメラはそこそこ好きだったのですが、子どもが生まれてからは好きな時間に好きな場所で撮影は無理。そのかわり、子どものポートレートはもちろんのこと、寝相アートなどにも挑戦し、SNSにあげています。けっこう好評なんですよ。」(Jさん・35歳)

 

「以前からガーデニングが趣味でしたが、子どもが生まれてからは、食育もかねて野菜やハーブも育てています。お水をやったり、プチトマトの収穫など、子どもと一緒に楽しめるのがいいですね」(Nさん・27歳)

 

「パンを焼くのが好きで、子どもにガス抜きや成形を手伝ってもらっています。最近では週末にママ友に教えることもあり、交代で子守り担当をしながら危険のないように楽しんでいますよ」(Wさん・32歳)

 

その他にも、「キャラ弁作り」「イラストを描く」「ショッピング(子どものモノ)」など、子どもが生まれて方向性が変わりつつも、以前から好きだったジャンルを楽しんでいるというママは多いようです。

 

まとめ


今回、アンケートの回答には、「今は育児が趣味」という人もたくさんいました。

 

しかし、 「育児は期間限定だから今のうち熱中したい」 「無趣味だったので逆に仕事以外に熱中できること(育児)ができてうれしく思っています」 などの声がある反面、 「育児に集中しなくちゃ!と自分の個人的に好きなことをすべて封印していたら、ストレスで耳鳴りやめまいなどが起こり始めました」という体験も。

 

いくら子どもが大好きでかわいくても、育児は24時間続く大変な仕事です。ほんの少し、週に1時間でも息抜きできるだけで全く精神状態は変わるので、周囲の人は「母親になったのだから趣味なんて」と考えず、ぜひ「ママの趣味の時間」に協力してあげて下さいね。

 

文/高谷みえこ