2019.02.06
長いようで短かった幼稚園。
3学年差兄妹をもつ我が家は卒入園が入れ違いになり、通算6年間の幼稚園生活でした。
3月まで上の子が使っていた制服や鞄の名前を書き換えて、翌月から下の子が使い始めたのが3年前。
上の子が入園した時、アラサ―だった私は下の子が卒園を迎えた今ではアラフォーになりました。
毎日の送迎のおかげでマンホールの場所まで覚えてしまうほど通った通学路も、明日からは通らなくなります。
親子共に不安と期待いっぱいで迎えた入園式から6年。これから入園を迎えるママたちへ、幼稚園卒園を前にたくさんのエールを贈ります。
入園当初は預かり時間も短く送ったと思ったら、すぐにお迎え。そんな日々が続きます。
それでも、たった2時間でも誰に気兼ねすることもなく一人になれることが嬉しくて、1人時間に何をしようか楽しみにしているママも多いかと思います。
私も当初はそんな風にワクワクしていました。
実際は毎日泣きながらの登園で後ろ髪がひかれまくり、ワクワクどころか大丈夫かな?
泣いていないかな?なんて心配してソワソワしてばかりいました。
親子共々試練の4月5月を乗り越えると、徐々に園生活にも慣れてきて泣きながらの登園回数が減っていきました。
入園前の午前中の公園遊びの時間も、思うように食べられなかったお昼ご飯の時間も、全部がママの1人時間。ゆっくりした時間を過ごせるようになったのは夏前だったように思います。
3歳の子供の語彙は少なく、帰宅後に幼稚園での出来事を聞いても通じない話が9割。
それでも子供は毎日一生懸命に幼稚園での出来事を伝えようと話してくれました。
お友達との事や先生の事など、初めての集団生活について知りたいこと山盛りなのはむしろママの方で、子供に根ほり葉ほり聞くなんてこともしちゃいました。
色々なママがいて、色々な子供がいて、驚くことも感心することもたくさんある幼稚園生活のスタートに怯えなくて大丈夫!
幼稚園の中で子どもはちゃんと成長しています。
他の子と比べてしまいがちな発育や発達も、その子なりのスピードでそれぞれに一生懸命に成長して過ごしています。
感受性豊かな子供たちはたくさんの刺激を受けて、どの子もキラキラした姿で卒園を迎えます。
また、教育方針やルールもそれぞれ幼稚園ごとにあるかと思います。
疑問に思ったり不安に感じたらそのままにしないで、担任の先生に聞いてみてください。
分からないものを聞くこと、分からないことを問い合わせることはモンスターペアレントではありません。
それでも園生活を過ごす中では
「自分の子に目を掛けて欲しい」
「発表会の主役にして欲しい」
「やんちゃな子とはグループを離して欲しい」
と思う時もあるかと思います。
その時には一度立ち止まってみてください。
その思いは本当に子供のためなのでしょうか。
ママ自身の気持ちからくるものかもしれません。
あくまでも通園をしているのは子どもです。
分かっていてもついつい自分の子供を守るために口を出しすぎてしまうことがあるかもしれませんが、反省して次につなげていけば大丈夫。親子共に成長して卒園を迎えます。
子どもだけでなく、親も幼稚園に通わせることで色々な場面に遭遇して成長していくように思います。
頑張りすぎないで、ゆっくりと幼稚園生活を楽しみながら過ごしてくださいね。
卒園式では入園の時から信じられないくらい成長した子供の姿に感動しきりですよ!
あんなことも、こんなことも素敵な思い出になります。
そしてまた1から始まる小学校生活にドキドキとワクワクの我が家です。
CHANTOママライター/中谷絢子