2018.10.19
2歳前後から本格化する子どものイヤイヤ期。気に入らないとモノを投げたり、ママを攻撃してきたりする子もたくさんいます。
また、3歳を過ぎた男の子に多いのが、戦いごっこにハマり、手加減なくキックやヒーロー技を繰り出してくること…。
イヤイヤ期の子どもはきつく叱ってもますます癇癪がヒートアップするだけだし、やんちゃな子は注意されるのに慣れてしまって、少々きつく叱ってもへっちゃらだったりしますよね。
そんな時、叱る代わりに、ママが「えーん」と泣き真似をしてみせれば「ママを泣かせてしまった!」と罪悪感を感じてやめてくれるのでは?と思ったことはありませんか?さらに赤ちゃんに対してママが泣き真似をすると、どうなるのでしょうか?
今回は、ママの「泣き真似」と子どもの心の意外な関係を探ってみました。
2~3歳の子に泣き真似をしてみせると…?
わが子がどうしても言う事を聞かない時に泣き真似をしたことがある!というママに、どんな状況だったのかや、お子さんの反応などを聞いてみました。
「2歳の息子が、保育園に行く時間が迫っているのに着替えを嫌がって、どの服もイヤイヤ!と放り投げてしまうので、だんだんイライラしてきて…朝から大声で叱りたくないので、逆に泣いたふりをしてみせました。すると息子も泣き出してしまい…イヤイヤはストップしたけど、悪いことしちゃったなと反省しました」(Tさん・28歳・2歳の男の子のママ)
3歳の男の子がいるEさん(32歳)は、
「おもちゃの扱いが乱暴で、妹と取り合いになったりで気に入らないと、手近なおもちゃを壁に投げつけたりするんです。叱ってもさらにキレるだけで効果がなく…ママ友から、泣き真似するとやめるかもよ?と聞いたので、ある時“おもちゃさんがかわいそう”と泣き真似をして見せました。息子は、最初はママ、泣いちゃダメ!と怒っていましたが、しまいに泣き出してしまい…効果あったじゃん!と思ったのですが、一週間後、また同じ手を使ったら、“ママ、泣いてない!”とあっという間にバレてしまいました」
いつも強くて自分を守ってくれるはずのママが泣くことで、子どもには驚き・不安・恐怖・心配などの感情が生まれ、それまでの興味関心を忘れてしまうので、一定の効果はあるようです。
しかし、やはり後味が悪かったり子どもに見抜かれてしまったりで、いつも通用する方法ではないかもしれませんね。
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