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不便な環境が整う!? ふじようちえんの教育アイデアに世界が注目

子育て

2018.06.25

2020.05.02

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いま世界で注目されている幼稚園をご存知でしょうか? ドーナツ型をしたその幼稚園には、園児たちを育てるための知恵がいたるところに散りばめられています。今回は、いま大人気のユニークな教育アイデアをご紹介しましょう。

 

世界が注目する「ふじようちえん」の秘密


6月17日放送の『シューイチ』(日本テレビ系)では、東京都立川市にある「ふじようちえん」を特集。園児の教育に対するユニークなアイデアが続々と登場しました。

 

 

同番組MCの中山秀征さんが「ふじようちえん」を訪れると、園長の加藤積一さんがお出迎え。「ふじようちえん」は“園児たちに自ら気づかせる”を教育モットーに、あえて不便な環境が“整って”います。

 

まず注目したのは園庭。園児たちが遊ぶ庭は、デコボコで転びやすい作りになっています。これは園児の「次は転ばないようにする」という気持ちを育むため。また、デコボコの庭を走り回ることで体幹強化や体力もアップ。中山さんは、転んでもすぐ立ち上がって走り出す園児を見て「野生の感じがいいですね」とコメントしていました。

 

さらに「ふじようちえん」には“とよ(雨どい)”が無く、雨が降ると雨水が滝のように流れます。こうすることで雨を実感できるだけでなく、園児たちが服を濡らさないように「腕まくりをする」という工夫に気がつくのだとか。加藤園長は、「自分で工夫する。それこそが育ち」と熱弁を振るっています。

 

これらのユニークなアイデアに、視聴者からは「ふじようちえん凄い! 子どもたちにとって便利になりすぎている世の中で、あえて不自由な環境を作る。たくましく成長しそうだし、こんな環境で育てたい」「素晴らしいなぁ。これが幼児教育だよなって思う」「園長先生すごく素敵な人。息子もこういう幼稚園に通わせたい」「こういう企画には興味ないタイプだったけど、私も子どもできたら『ふじようちえんに入れたい!』って思うくらい素敵な幼稚園だった…!」といった称賛の声が。これら「ふじようちえん」のアイデアは、海外から視察団が訪れるなど世界から注目を集めているようです。

水道に流し台が無いのはなんで?


『シューイチ』で紹介されたアイデアはまだあります。「ふじようちえん」の園庭に設置された水道には流し台がありません。なぜなら流し台を無くすことで、園児たちは自分の足に水がかかるのを嫌がって蛇口をキチンと締めるようになるから。また、あえてセンサーつきの水道にしないことで「水を自分の思ったところで止める」という感覚を身につけることに繋がります。

 

さらに、教室の天井には紐で点灯させるタイプの裸電球が。このアイデアは「モノの仕組みを理解する」というもので、リモコンに慣れた園児も電気が通る仕組みや瞬間を体験できます。加藤先生はこれらのアイデアについて「不便による利益『不便益』が今の子どもたちに必要」とコメント。「せめて幼児期はいろんな体験をした中で、自分で感じておいてほしい」と考えているようです。

 

今後はAI時代が訪れると言われている現代社会。“体験”が少なくなる中で、「ふじようちえん」の取り組みにますます注目が集まりそうですね。

 

文/内田裕子

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