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「兄弟喧嘩しない」「ケンカばっかり」違いはどこに?

子育て

2021.07.10

兄弟姉妹の育児はにぎやかで楽しい反面、夕食前の忙しい時間に毎日のように始まる兄弟喧嘩にはうんざり…という人は多いのではないでしょうか。

 

ところが、中には、ほとんどケンカらしきものをしないという兄弟姉妹もいるといいます。

 

ケンカの多い兄弟姉妹と、そうでない子たちはいったい何が違うのでしょうか。

 

ママたちへのアンケートも参考に考えてみました。

ママ友「うち兄弟喧嘩しないんだよね」にびっくり

Yさん(6歳の男の子と3歳の男の子のママ)は、上のお子さんの同級生のママからこんな話を聞いたそう。

 

「ちょうどうちの子と同じ3歳差の男の子2人だったので、もうケンカばっかりで疲れるよね~!と言ったら、それがうちの子たちほとんどケンカしないのよねと言われて。そんなことってあり得るの?とびっくりしました」

 

しかし、今回、兄弟姉妹のお子さんを育てているママ・パパ50人にアンケートをとってみたところ、ほとんどの家庭では「よくケンカをする」「ときどきケンカをする」という回答だったものの、たしかに「ほとんどケンカをしない」と答えた人も1割いるという結果になりました。

 

Q:お子さんたちは日常的にケンカをしますか?

 

A:

  • 毎日のようにケンカする…21人
  • ときどきケンカする…17人
  • たまにケンカする…7人
  • ほとんどケンカしない…5人
  • まったくケンカしない…0人

兄弟喧嘩しない・少ないのはなぜ?その理由とは

毎日の子供たちのケンカで悩まされている親にとっては、「なぜそんなにケンカせずにいられるの?」と知りたくなりますよね。

 

そこで、ほとんど兄弟喧嘩がないというママたちに、親から見てケンカしない理由は何だと思うか聞いてみたところ、次のような回答が寄せられました。

子供たちの性格

兄弟姉妹のどちらかまたは両方が、生まれつきおとなしかったり、我慢強かったりすると、ケンカにまで発展しないようです。

 

「うちはお兄ちゃんがとてもやさしいと思います。妹が遊んでいる途中のおもちゃを取り上げても、怒らずに別のおもちゃを探してこれとかえっこして?と頼んだり。パパもわりとそんな感じで優しいタイプですが、パパを見習ったというよりは、生来の性格だと思います」(Fさん・4歳の男の子と2歳の女の子のママ)

 

「ケンカの原因ってだいたい、ちょっかいをかけたり、ふざけすぎたり…とかじゃないですか。うちは2人とものんびりタイプで、そういうことをお互いしないのでケンカのタネがない感じですね。ただ、集団生活に入って色々な子にもまれたとき、やっていけるのかちょっと心配ではあります」(Sさん・3歳の男の子と2歳の女の子のママ)

体力や年齢の差

年の離れたきょうだいや、年が近くても性別や体格の差があるときは、やはりケンカに発展しにくいようです。

 

「長男が中学1年生、次男が小学3年生。圧倒的力の差があります。下の子がふざけてくらいついてきても、上の子は手を出したら体力差がありすぎてケガさせてしまう可能性があるので、やめろよーと口で言うくらいですね」(Oさん)

祖父母の力

「うちは両親と同居なので、モノの取り合いや順番争いなどちょっとしたことでケンカになりそうなとき、どちらかをおじいちゃんが相手してくれて、機嫌よく待てることもよくあります。感謝しています」(Eさん・2年生の男の子と5歳の女の子のママ)

接点が少ない

「上の子は6年生の女子で、友達とアイドルやおしゃれの話に夢中。下の子は野球命で週末はスポ少ばかり行っています。けして仲が悪いわけではなく、たまに一緒にTV番組を見てゲラゲラ笑っていますが、基本、興味関心が違うのでケンカにもなりにくいようです」(Jさん・6年生の女の子と4年生の男の子のママ)

 

最近では、兄弟姉妹でも「1人っ子が同居している状態」と表されることもあるくらい、生活パターンが違って一緒に過ごす時間が少ないためにケンカする場面がない子供たちも増えているようです。

こんなときは気をつけたほうがいいかも

子供のうちにケンカして人とぶつかり合い、時には思いが伝わらずに泣いたり、負けてくやしい思いをしたりするのもとても貴重な経験です。

 

ただし以下のようなときは、子供の心に傷が残ったり、正しい人との関わり方が身につかない可能性もあり注意が必要です。

 

  • どちらかが一方的に暴力をふるったり、暴言を口にしている
  • いつも上の子に「お兄ちゃん/お姉ちゃんなんだからガマンしなさい」と言っている
  • 兄弟の中で1人だけえこひいきしている(または、しているように見える)

 

ケンカはあくまでも、自分の気持ちや意見を相手にしっかり伝え、相手の主張も聞けるようになるための途中経過です。

 

上のような行為はいずれも、本来の兄弟喧嘩の目的とは反対の結果をもたらし、子供は「どうせ自分が何を言ってもダメなんだ」という思いを抱いてしまいます。

おわりに

疲れて仕事からやっと帰宅したと思ったら、子供たちがちょっとしたことで取っ組み合いのケンカ…では一気に疲れてしまいますよね。

 

しかし一概にケンカが悪いわけではなく、今後遭遇するさまざまな相手とのやりとりをシミュレーションするのに、兄弟姉妹は最高の練習相手といえます。

 

親としては「普段はケンカしていても、困った時に助け合えればOK」という気持ちで見守っていきたいですね。

文/高谷みえこ
アンケート期間/2021年6月 アンケート対象/1歳~12歳のお子さんが2人以上いる男女 アンケート人数/50人 アンケート手段/インターネット

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