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赤ちゃん・子どもの人見知りはいつ治る?「人見知りしない」も心配

子育て

2020.07.17

赤ちゃんや子どもの「人見知り」。

 

どの子も通る道とはいえ、あまりにも人見知りが激しくてママから離れられないと安心して預けられずに心配だし、ママも疲れてしまいますよね。

 

小学校以降でも人見知りが続き、友達関係や将来の仕事が心配…というママ・パパもいるのではないでしょうか。

 

そこで今回は、お子さんの人見知りで困っていたママに、成長後のようすをインタビュー。子どもの人見知りはいつまで続くのかを考えてみました。

 

また、赤ちゃんにときどき見られる「人見知りしない子」についても、ママの体験を参考に成長後の姿をのぞいてみたいと思います。

 

「人見知り」はいつまで続く?ママの体験談

多くの赤ちゃんは、生後6ヶ月頃から人見知りが始まり、1歳半から2歳頃までには落ち着くといわれています。

 

人見知りの時期や程度は個人差も大きく、ママ以外誰が抱っこしても泣いて嫌がる子もいれば、パパは大丈夫だけど祖父母は怖がる子、自宅なら平気だけど初めての場所に行くとママから離れない子などさまざま。

 

基本的には、人見知りする=記憶力や判断力・危険回避の予測能力がついてきたということで、赤ちゃんが順調に発達している証拠です。

 

最近の研究結果では、「相手には興味はあるが、近づくのは怖い」という葛藤を抱えた状態であるともいわれています。

 

しかし、そういった一過性の人見知りではなく、3歳以降もずっと人見知りが続くと、少し今後が心配…と考える人もいるかもしれません。

 

そこで、赤ちゃん~幼児期にお子さんの人見知りで悩んでいた先輩ママから、現在のお子さんの様子を教えてもらいました。

 

「赤ちゃん時代はおとなしくて手がかからず、よくママ友からもうらやましいと言われていました。でもよく考えたら、一人娘でワンオペ育児…ほぼ24時間365日私と一緒だったので、人見知りする機会がほとんどなかったのかもしれません。」

 

というYさん。

 

「幼稚園に入園してから逆に人見知りが顕在化してきたんです。毎朝、知らない人がいっぱいの幼稚園なんて行きたくないというのをなだめすかして登園させましたが、園で気を張って過ごしたせいか、家に帰るとごねたり私に八つ当たりしたり…園の先生方や習い事の先生に慣れるのに長くかかり、クラス替えのたびに苦労していました」

 

娘さんが初対面の人や新しい人間関係に慣れるまで時間がかかるのは、小学校に入っても続いたそう。

 

「いま娘は中学校2年生ですが、初対面の親戚や大人にもちゃんとあいさつなどはできています。ただ、打ち解けて本音を言えるようになるのは、相変わらず他の子と比べると時間がかかるよう。もうこれは個性だと思い無理はさせないようにしています。でも本当に困ったらちゃんと教えてね、とは常々言っています」

 

うちの子、人見知りしないんだけど…大丈夫?

人見知りが激しくて困っている人とは対照的に「全然人見知りしないけど大丈夫?」と気になっているママ・パパも。

 

ほとんど人見知りをしなかったとしても、多くの場合は個人差の範囲であり、他に気になる点がなければ発達上の問題が隠れていることは少ないといえます。

 

ただ、小学校の通学路で見知らぬ人に声をかけられたとき、人なつっこい子は連れ去りなどの犯罪に巻き込まれるのも心配だというママも。

 

Rさん(29歳・6歳児と3歳児のママ)は、

 

「下の子は、赤ちゃん時代は人並みに人見知りしていたと思うんですが、歩けるようになった1歳過ぎから、スーパーでもどこでも1人で歩いていっちゃうんですよね。上の子はそんなことなかったので、ふと振り向いて姿が見えずビックリ!焦って探していたら、見知らぬ女性に相手してもらっていたこともあります」

 

と話します。

 

「その分、保育園でもお友だちに囲まれていて、習い事のコーチにもかわいがられているようですが…このまま小学校に入学するなら、集団登下校ではないのでやっぱり不審者などは気になりますね」

 

人見知りしない子は、対人関係では比較的苦労しないことが多いようですが、防犯だけは気をつけてあげる必要がありそうです。

 

人見知りする子は賢い?しない子は愛情不足?

「人見知りする子は賢い、成長が早い」といわれることもあります。

 

その言葉を聞いて、「じゃあ人見知りしないうちの子って…」と思った人もいるのではないでしょうか。

 

お正月など人の集まる場所にはじめて連れていかれた赤ちゃんは、次々に親戚がやってきて話しかけたり抱っこしようとしたり…という状況が怖くて大泣きしたり、ママにべったり…ということもあります。

 

そんな時に、ママの気まずさを和らげるフォローとして「この子はきっと賢いから人見知りするのね」と声をかけてくれる人もいますので、あまり深くとらえずにおくのが良いのではないでしょうか。

 

また、初対面の大人とでも気兼ねなくおしゃべりできる子もいます。児童文学でいうと「赤毛のアン」のようなタイプでしょうか。

 

こういう子を「家で親が相手していないんじゃないか」「愛情不足なのでは」と言う人も見かけますが、Hさん(40歳・小学2年生の双子のママ)はこう話してくれました。

 

「双子の息子たち、もちろん同じように育てていますが、兄は小さい頃から誰かが抱っこしてくれてもニコニコと抱かれていて、弟はよく泣いて逃げてきました。私もとっさの時はそれで息子たちを見分けていたほど。今はかなり差がなくなりましたが、兄は今でも急に話しかけてきた人にも笑顔で答えるのでちょっと心配になるほどです。生まれつきだと思いますよ」

 

おわりに

人類の歴史を振り返ったとき、集団の中に慎重なタイプと無鉄砲なタイプの人が両方存在していたから全滅することなくここまで発展したのだと言われています。

 

人見知りする子は慎重でトラブルに巻き込まれにくいというメリットがありますし、人見知りしない子は誰にでもかわいがられやすいというメリットがあります。

 

あいさつなどのマナーさえきちんとできていれば、あとは個性だと思って、その子らしい成長を見守っていきたいですね。

 

文/高谷みえこ

参考/共同発表:赤ちゃんの「人見知り」行動単なる怖がりではなく「近づきたいけど怖い」心の葛藤 https://www.jst.go.jp/pr/announce/20130606/

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