子どもが嘘をついたときの対応は?

意地悪が始まる年齢だけでなく、お母さんにとっては「子どもが嘘をつき始める時期」も気になりますよね。ネット上では「すぐバレるような嘘は幼稚園からつき始める」「小学校高学年くらいのときから嘘が始まるのでは?」といった意見も見られます。

 

子どもの嘘については、今年6月に放送された『ウワサの保護者会』(NHK)でも取り上げられました。同番組によると子どもは成長するにつれて、「将来の計画を立てる」「理想の世界を思い描く」といった基礎力が身についてくるそう。辻褄の合う嘘をつけるのも成長の1つで、子どもにとって嘘は“葛藤の解決策”の1つと説明されていました。

 

また子どもが嘘をついたときの対応にも注意が必要。常に怒るのは効き目が無く、子どもは「怒られたくない」とさらに嘘をつくようになってしまいます。同番組に出演している尾木直樹さんは、“嘘をきっかけに親子の理解が深まって前進することが大事”とコメント。親は何故子どもが嘘をついたのかを考え、気になる場合は原因から解決策を探りましょう。

 

大人にとっては難解な子どもの心理。意地悪をしてしまった理由を探ると、解決策も見えてきそうですね。

 

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文/河井奈津

参照/パイロットインキ株式会社「人形遊びとこころの発達」https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000045551.html