■早めの入園なら1歳よりも0歳から!メリットとデメリットは何か!

厚生労働省の、「保育所等関連状況取りまとめ」によると、就学前児童の保育所等利用率は44.1%で、そのうち3歳未満児は36.6%で、中でも1~2歳児は47.0%と高い数値です。 なぜ高いのかと言えば、育児休暇が明ける1年後に職場復帰をされるお母さんが多いからです。そして利用する人が多いということは倍率も高くなるとともに、0歳児から入園している子供の進級が優先されて1歳児の入園人数が減り、入園できない状況になる可能性も高いということです。 言い換えれば、0歳児の方が入園できる可能性が高いということですね。ですが、0歳児の入園にはメリットもデメリットもあります。 メリットは先に述べたように、入園の可能性が高くなり、初めての育児で分からないことでもプロの保育士に教えてもらいながら子育てができることと、人見知り前の入園ですので園になれやすいこと、同じ頃の子供と遊んで触れ合えることです。 家にいては経験できないこともたくさん経験できますし、オムツが外れたりするのも早くなります。ですが、0歳児は一番成長が見られる時期でもありますので、デメリットとして成長が見られないですし、集団生活で病気をもらいやすくもなります。 一番は、まだ夜泣きや授乳が必要な時期ですので、仕事と子育て、家事と全てがお母さんの負担になることです。急な発熱(37.5℃を超える発熱は、感染症予防の観点から保育してもらえません)や送り迎えのために職場での相談やお父さんとの連携も必要になります。 0歳児保育のメリットとデメリットを踏まえて、何が最善か家庭で決めることができると良いですね。


■まとめ

子育てしやすい状況とは言い難い世の中ですが、大切な子供を預かってもらう保育園ですので、メリットとデメリット等を考慮して、お母さんに負担のないように選んでくださいね。そして、焦ることのないように早めに行動してみてはいかがでしょうか。