【ケース4】〝駅近〟を避けて希望する選択(Yさん/30/薬剤師)

 

夫の会社の都合で6月に地方から首都圏に転勤することになり、私は退職して「求職中」の扱いになりました。そこでまず1歳児を受け入れている保育園を探し、それから家を決めて保活をしました。地域としては激戦区だったのですが、みごと入園決定!  決め手は「条件の良くない園」も候補に入れて引っ越し先を選んだことです。駅までバスを使わないと通えない保育園であれば、いくつか空きがあったんです。 やはり駅から近い園が人気のようですが、私は地方住まいだったので駅から遠いのは慣れっこ。車も利用できるので、その点を柔軟に考えることができてよかったです。

 

 

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5〜9月は、「求職中」だった人の退園、4月就職の新卒保育士追加、引越しなど、年度始めからの流れで動きが出る時期。しかも、ライバルが少ないので〝ねらい目〟なのかもしれませんね。 「早生まれだから」「激戦区だから」「4月に入れなかったから」などとあきらめている方もいるかもしれませんが、これで終わりではありません! 申請していれば可能性はあります、あきらめずにチャレンジみることが大事ですよ。 

 

ライター/近藤映美
様々なメディアやマスコミで執筆を行うライター。現在、未就学児の2児の母。ママ友ネットワークや、仕事を通じての多方面にわたっての交友が自慢。最近はDVDを見ながらの家ヨガにはまっている。