大学の“本質”が再評価されている!?

大学に進学するメリットとしては、「単純に勉強できる」というシンプルなものも。確かに今は様々なところで教材を入手できますが、「独学だと限界がありそうだし、“学ぶ予定がなかった知識”も学べるのが大きい」「“勉強する所”っていう点では、やっぱり図書館があって教授がいる大学は優秀」との意見も寄せられていました。

 

ちなみにNPO法人「Check」の学生団体「Check Students」は、2013年に「学歴・学生生活・就職に関する意識調査」を実施。「大学に入学した理由は?」との質問で一番多く票を集めたのは、「就職のため」という回答でした。2位にランクインしたのは「学歴の取得」で、こちらも就職に関する回答。数年前のアンケートですが、この頃はまだ「大学は就職するためのところ」と認識していた人が多かったようです。

 

しかし最近は一周回って、大学を「勉強するところ」と捉える人が多くなってきた印象。色々な選択肢があるからこそ、親子でしっかり話し合ってこれからの進路を決められると良いですね。

 

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文/古山翔

参照/Check Students「学歴・学生生活・就職に関する意識調査」https://www.value-press.com/pressrelease/109444