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中学受験を考えるママが知るべき「サンデーショック」衝撃を経験者に聞く

子育て

2020.02.16

おもに首都圏で中学校受験を考えているお子さんが、数年に1回の割合で遭遇するといわれる「サンデーショック」という言葉、聞いたことはありますか?

 

今年2020年には「プチサンデーショック」なるものもあり、メディアで見かけたという人もいるかもしれません。

 

今回は、中学受験の「サンデーショック」とは何か、これから受験を予定している親子にどう影響するのか…を分かりやすく解説します。

中受の「サンデーショック」は数年に1度起こる

サンデー=日曜、ショック=衝撃。

 

直訳するとそんな意味の「サンデーショック」は、おもに東京や神奈川の私立中学校の受験を考えている親子に関わることば。

 

特に影響があるのは、いわゆる難関の私立女子中学校を受験する場合です。

 

東京都と神奈川県では、2月1日に入学試験を行う私立中学校が大多数ですが、一部のキリスト教プロテスタント系の女子中学校では、この2月1日が日曜日に重なると「日曜は安息日である」「日曜礼拝を行う」といった宗教上の理由から、入試の日時をずらして翌日の2月2日または3日にすることがあります。

 

一方、それ以外の中学校は例年どおり2月1日に入試を行うため、「サンデーショック」の年度に限っては、いつもなら1校に絞るべき志望校を両方とも受験することが可能になるわけです。

 

これにより、併願校を含めた各中学校の志望者数や倍率・合格人数などが例年と大きく様変わりすることもあります。

 

関連記事:いまさら聞けない、中学校受験の「併願校」とは何?

 

2月1日だけに限らず、2日や3日が日曜日の場合や、合格発表日が日曜日にならないように受験日の変更が行われることもあり、この場合は「プチサンデーショック」と呼ばれることも。

 

過去には2015年や2009年に「サンデーショック」があり、今年2020年も「プチサンデーショック」の年でした。

サンデーショック経験者のママ・パパの声

今回は、2015年の「サンデーショック」の年にお子さんが中学校受験をしたママたちに、当時の話を聞かせてもらいました。

 

「いつもだと難関の女子中学校3校が同じ日に入試なので、成績の優秀な子たちがそれぞれ分散してくれるんですが。この年は1日・2日と分かれたために、上位の子がどちらにも受けにくることに…結果、ボーダーライン上の子がいつもより多数はじき出されてしまうと事前にウワサになりました。合格者を多めに出すとは聞いていたものの、模試の判定も万全でなかったわが子、実際に合格するまでは落ち着かない気持ちでした」(Tさん・東京都)

 

「うちは千葉県ですし、息子なので、サンデーショックということばもほとんど知らなかったんです。ところが、難関の女子中学校を受ける女の子たちが早めに併願校の合格をおさえておきたいということで、わが子の本命校の受験者数が急増。例年なら余裕を持って合格できるラインなんですけど、今年は微妙ですねと塾の先生にも言われヒヤヒヤしました」(Hさん・千葉県)

 

と、影響は「東京・神奈川の女の子」だけに限らないということが伝わってきます。

 

首都圏以外の人からは、「選択肢がたくさんあってうらやましいと思う反面、思わぬ余波や対策が必要なのは大変」という声もありました。

次は2026年度!2014~2015年生まれは要チェック

さて、ではこの「サンデーショック」、次はいつ訪れるのでしょうか?

 

次回のサンデーショックは2026年度。2014年4月~2015年3月生まれの子が中学受験をする年となります。

 

まだまだ先という気もしますが、2021年に小学校に入学したと思ったら、3~4年後には塾通いが始まることも珍しくありません。

 

私立中学校では学校ごとに出題傾向が大きく違うので、例年の「3校から1校を選んで対策を立てる」というやり方ではなく、サンデーショックの年独特の対策が必要になることも。

 

職場の先輩やママ友など、上のお子さんの中受経験者から聞いていた情報と違う!という可能性もありますので、十分な注意が必要です。

 

また、プロテスタント系でも例年と変わらず2月1日(日曜日)に試験を行う学校もありますし、今後他の中学校も方針を変えたり、入試制度そのものが大きく変わることもないとは言えません。

 

子どもの教育関連は、口コミだけでなく、つねに公式情報をチェックしておくことが大切ですね。

おわりに

今回紹介した「サンデーショック」。

 

「ショック」という呼び名がついていますが、考え方によっては、いずれも魅力的な中学校を本来は2者択一しなければいけないところを両方受験できるメリットがあるともいえます。

 

そのため、ショックではなく「サンデーチャンス」と呼ぶ塾もあるほど。

 

親としては情報収集をしっかりと続け、お子さんへは「ショック」ではなく「チャンス」と捉えられるような前向きな言葉がけをしていきたいですね。

 

文/高谷みえこ

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