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「水色のランドセルが欲しい!」息子のラン活に大苦戦

子育て

2020.07.23

2020.07.24

大手専門メーカーに問い合わせてみた

たまたまこのデパートでは取り扱っていないのかも。そう思って大手専門メーカー各社の公式サイトやカタログを確認しましたが、やはり水色のランドセルはガーリーな趣向を凝らしたものしか見当たらず…。

 

そこで複数のランドセル専門メーカーの窓口に、「リボンやハートのデザインが施されていない、パステルブルーのランドセルは取り扱っていませんか?」と問い合わせたところ、次のような返事が届きました。

 

「パステルカラーでの男の子様向け展開がなく誠に申し訳ございません。商品のカラー展開につきましては、ランドセル業界の人気動向、ならびにトレンド情報等からカラー展開を決定しております」

 

「(パステルブルーがない理由は)毎年、ご要望の多いお色から生産をしております。男の子に人気のカラーは黒、それに次いでブルー(青系)が人気のカラーになっております。男の子はネイビーや紺などのダーク系のブルーが好まれ、女の子は淡いトーンのブルーやパール系のブルーが好まれております」

 

「数量限定ですがオーダーメイドであればご対応可能です」

 

大手メーカー各社の回答をまとめるとこうです。            

 

男の子向けとして売り出しているランドセルは、黒かダークカラーがほとんどである。なぜならそれが男の子に人気の色だから。(欲しい人はオーダーメイドでどうぞ)

 

ここでようやく現実が見えてきました。男の子たちはパステルカラーを「選ばなかった」のではありません。最初から黒やダークカラー以外のランドセルが選択肢として提示されていなかったのです。

半数以上の男の子は「黒」を選ぶ

最新のアンケート調査を見てみましょう。ランドセルの色が分散化している女の子に対して、男の子は7割近くが黒を購入予定という結果が出ています。

 

ランドセルデータ男子

出典:ランドセルの通知表 対象:2021年4月に小学校入学予定の子どもがいる全国の保護者300人

 

「でもパステルカラー好きの男の子なんて少数派なんだから、メーカーが製造しないのは仕方ないのでは?」と考える人もいるでしょう。

 

ですが、男の子はダークカラーを、女の子はパステルカラーを選ぶのは、“本能”ではないはずです。子どもは社会の中で、その社会通念を取り込みながら成長するもの。服の色やおもちゃの種類など無数のメッセージを通して、子どもたちは「性別らしさ」を感じとっていくのではないでしょうか。

 

黒・青・緑などが「カッコいい」「男の子の色」とされる環境で育った男の子たちが、それらを好むようになるのは自然な成り行き。

 

さらにもうひとつ、男の子のランドセルの多くが「黒」であることには決定的な理由があります。

 

>>NEXT ランドセルには親や祖父母の想いも…

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