外出時の授乳やおむつ替え事情


外出時の授乳やおむつ替えについても、以前から様々な意見が交わされていました。まず授乳について、反対派からは「この前ファミレスで授乳している人がいてびっくりした」「食事する場所では勘弁してほしい」「見ようとしなくても目に入ってくるから私は嫌だなぁ」といった声が。特に子育ての経験がない人は、どうしても他人が授乳をしている姿にひいてしまうそうです。

 

そんな中で賛成派からは、「母乳は赤ちゃんが欲しがった時に上げないといけないから、そういう事情も理解してほしい」という訴えも。確かに「WHO」と「UNICEF」が共同で発表した「母乳育児成功のための10カ条」には、「赤ちゃんが欲しがるときに欲しがるだけの授乳を勧めましょう」という文言もあります。

 

その他ネット上には、「授乳ケープをしていればいいのでは?」という意見もありました。“授乳ケープ”とは、授乳の際に胸元が見えてしまうことを防いでくれるケープのこと。いわゆる“ポンチョ”のような形をしているものがほとんどで、最近ではファッション性に優れた授乳ケープも少なくありません。

 

外出時のおむつ替えについては、「レストランで順番待ちの時にオムツを替えてた人がいてびっくりした。車で来てるなら、一度店を出て車内で替えるべき」「臭いがキツイし、せめてトイレでやってほしいな」といった声が。一方で「オムツ替えのためのスペースとかがないところだと本当に困る」という母親も多いようです。

 

また育児を積極的に行っている父親やシングルファザーは、特に外出時の“おむつ替え”で困っているとのこと。ネット上では「男性トイレだとおむつ替えのスペースがなかったりする」「男性が使える施設のベビースペースがとにかく少ない」といった声も上がっていました。