「受験を意識して始めたこと」第1位は「新聞を読ませる」


全回答者へ「受験のために、進学塾以外で塾や習いごとに通わせていましたか?」と尋ねました。「スポーツ」が53.8%とダントツで、勉強とスポーツというメリハリを生活に取り入れている家庭が多い様子。他にも「英語・英会話」(29.5%)、「楽器教室」(39.1%)に人気が集まっていました。

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次に「中学受験を意識してから、子育てで工夫したこと」について調査を実施。トップには、2位と16.3%の差をつけた「新聞を読ませる」(67.6%)が輝きました。第2位も「計算など算数の反復練習」(51.3%)と、毎日コツコツ取り組めることから始めている様子がうかがえます。また、「スケジュール管理」を工夫したと答える人も48.2%と多く、3位にランクイン。

 

投稿されたコメントでは「ストレスをためないように適度にスポーツをさせた」、「睡眠はきちんととるようにしました」、「スケジュール管理は親がやり、コミュニケーションを取りながらリビングで学習した」など、生活や学習環境に配慮している人が多いようです。

 

変わったところでは「受験する目的は何なのか、事あるごとに聞いた」という人も。子どもの将来について真剣に考えつつ、本人の意思は尊重したいという親心がヒシヒシと感じられました。

 

■調査概要


調査方法:朝日小学生新聞や合格発表の会場で呼びかけ、ウェブサイトやアンケート用紙への記入


調査対象:小学6年生の保護者593名(対象児童の性別は男性47%、女性53%)


調査期間:2019年2月7日~2019年2月20日

 

文/原田美咲