漫画から「友情」や「努力」は学べる!?


アニメや漫画の“描写”について議論は分かれましたが、他にネット上で話題を集めていたのは「そもそも子どもに何歳から漫画を読ませていいのか?」というトピックでした。とある男性は、「私は子どもが小学校に上がるまでは、漫画を読ませたくありませんでした。しかしある日、妻が知らないうちに漫画雑誌を子どもに買い与えていたことが発覚。久しぶりに夫婦で大げんかしました」と経験談を告白しています。

 

この投稿について、まず多かったのは「漫画はいずれ好き放題読める時が来るんだから、小さいうちは活字でいい」「まだ物事の良し悪しを判断できないうちは、親が100%安心できる本に絞るべき」と父親に同調を示す声でした。

 

しかし真っ向から対立する意見もあり、「漫画だって本だって結局は読み手の受け取り方次第」「漫画によっては活字より学べることは多いし、スッと入りやすい。“漫画だから”と切り捨てるのは筋違いです」「漫画から『友情』とか『努力』の良さって、すごく学べるじゃない!」といった声も登場。

 

子どもにとって親しみやすいコンテンツである“漫画やアニメ”。しっかりと子どもの「糧」にできるよう、大人がサポートできるといいですよね。

 

文/長谷部ひとみ