実際のところ学校への持ち込みには賛成? 反対?


スマートフォンの持ち込みを賛成する人たちからは、「親としては、家が遠かったり部活で遅くなる子に持たせたいでしょ」「『スマホじゃなくてもいいのでは?』という意見もあると思いますが、電車の運行情報や災害アプリ、GPSの共有などはどう考えてもスマホの方が便利です」「親が子供のスマホ利用に関して責任を持てるのであれば問題ない。なんでもかんでも学校の監督責任を問うのではなく、自分の子供が約束事を守れるかどうかが重要」などの声が見られます。

 

一方で反対派からは、「スマホを持たせてもらえない家庭もあると思う。そうなるとスマホを持っていないという理由でいじめに発展するケースも間違いなく出てくるだろうね」「スマホは大人でも中毒性を持ってしまうような魅力的なもの。そんなツールを子どもが四六時中触れられる環境にするなんて明らかにおかしい」「ウチは余裕なくて子どもにスマホを持たせてないんだけど、いつも『友達が持ってるから自分も欲しい』と言ってくる。スマホを持つことが悪いとは思わないけど、せめて学校にいる時くらい子どもたち全員が平等な環境であるべき」といった意見が。

 

しかし反対派に対し、「スマホを持ってる子どもなら家では使ってる訳だし、学校に持っていけるようになったからといって何かが変わるとも思えない」「『集中力がなくなる』と主張する人もいるけど、本来は子どもが集中できる授業を教師が工夫するべき話」などと反論する声も少なくありませんでした。