“スーパー園児”を育てる「ヨコミネ式教育法」


過去に放送された『Nスタ』(TBS系)では、“スーパー園児”を育てる「ヨコミネ式教育法」をピックアップ。鹿児島県にある伊崎田保育園に通う園児は、“逆立ち歩き”や“目隠しでピアニカの演奏”といったハイレベルのスキルを身につけています。

 

ヨコミネ式教育法を指導している横峯吉文さんによると、子どもを教育するうえで大切なのは“環境を整える”こと。子どもには勉強意欲が高まる“やる気スイッチ”があり、大人が押してあげると自ずと成長していくようです。

 

やる気スイッチは、“競争・まね・認める”の3つ。競争の場合は毎日園児に“かけっこ”させて順位をつけると、自然と子どもたちに“競争心”が。“どうしたら1番になれるのか”と考えるようになって、自然と思考力がアップします。

 

また年少の子どもには体操を楽しむ園児の姿を見せて、「まねしたい」という欲求を刺激。幼い園児でもやる気が上がり、積極的にチャレンジしてくれるそう。

 

運動以外には、本を読む授業も。園児に達成感を体感してもらうために、読み終わった本は全て保育士が記録。すると園児は次の本を読みたがるようになり、卒園する頃までには1500冊以上も読了しています。

 

ヨコミネ式教育法を知った人たちからは、「子どもの特徴をもれなく活かしててすごい」と好評の声が続出。これからは、今まで常識だった教育方法が変わっていくかもしれませんね。

 

文/牧野聡子