2019.01.24

子供をキツく叱り過ぎた後遺症…その怖すぎる末路

後遺症その3:「叱られること」の値打ちが下がってしまう!?


Sさん(34歳・2年生の男の子のママ)も、小学校でのお子さんの行動に頭を悩ませているといいます。

 

「うちの子は、物心ついた頃から、○○しようねと言って1回で素直に聞いてくれたことが数えるほどしかありません。私にあり余るほど時間があればじっくり付き合えるのかもしれませんが、仕事もあるし、帰宅後ゆっくりしていたら寝るのが遅くなってしまいます。それで、保育園時代から、○○するよ!早く○○しなさい!なんでまだやってないの?いいかげんにしなさい!とエスカレートしてやっと動くという感じに…。叱ることの効果というか、値打ちがなくなってしまっていて、小学校で叱られても全くこたえず、行動を改めることがないと複数の先生に言われてしまい困っています」

 

後遺症その4:母親の叱りすぎがインプットされ、将来同じ子育てをする!?


そして、自分自身が幼い頃から母親に叱られ続けてきたというNさん(31歳・3歳の女の子のママ)は、

 

「中には自分が悪いこともあったでしょう。でも、母の機嫌が悪いと、ふだんなら何も言われないことまで責め立てられたり、そんなんで生きてて恥ずかしくないの?なと、人格を否定するような言葉を投げられたり、理不尽な叱られ方をされました。子どもができて、自分はあんな風にはならないと心に決めていたんです」

 

実際、Nさんは娘さんが3歳頃までは理不尽に叱ることも手をあげることもなかったそうです。

 

「でも、1年ほど前、私が仕事で嫌なことがあり帰ってきたら、夫が朝頼んでおいた洗濯物を干すのを忘れて出かけてしまっていてがっくり。そこへ娘がおもちゃが見つからないとぐずり出し、なだめても聞かず…。何かが私の中でプチンと切れて、娘を叩き、大声でののしり続けていました。あの頃の母と同じで、自分に対してぞっとしました。すぐ娘にはあやまり、それ以降は同じようなことはありませんが、何かの時にまたフラッシュバックしたらどうしようとおびえています」

 

後遺症その5:将来、「親を大切にしたい」と思えなくなる?!


同じく、両親から理不尽に叱り続けられたと感じているEさん(29歳・2歳と0歳のママ)も、

 

「うちは3人きょうだいですが、姉は結婚後、実家から1時間ほどの距離に住んでいますが、ほとんど実家に帰っていませんし、弟も遠方に転勤した後、もう3年以上家に寄り付きません。私は何度か孫の顔を見せに帰っていますが、だんだんと老いてきた親を見ても、当時の仕打ちがよみがえりいたわってあげたいという気持ちが起こりません。じいじ、ばあばと仲良くしているママ友親子を見ると、ふつうに育てられたんだろうな、うらやましいな、と思います」

 

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高谷 みえこ

ライター歴15年。大手企業サイトなどで執筆を行う。得意分野は女性・主婦向けの記事。育児ポータルサイトでは新米ママのお悩み相談コーナーで回答者を務めた実績を持つ。