2019.01.11

陣痛の始まりはどんな痛み?腰痛・下痢・生理痛と似てる?

陣痛が始まった時の痛み

いよいよお産がスタートするとやってくるのが「陣痛」。

しかし、陣痛は、始まり方も痛みの強さも個人差が大きく、同じママでも一人目と二人目の出産でパターンが違うことも珍しくありません。

妊娠中は体型の急な変化による腰痛や股関節の痛みに悩まされる人も多く、いざ陣痛が始まっても「これって本当に陣痛?それともただの腰痛?」と確信が持てないことも。

そこで今回は、陣痛と見分けがつきにくい痛みや、実際にみんなが感じた痛みはどんな風だったのか調べてみました。

出産を控えたママはぜひひとつの参考までに。

 

「腰痛」と思ってたら…陣痛だった?!


「妊娠8カ月頃から臨月にかけて、お腹が重いせいか、とにかく腰が痛くて。その日も朝から腰が痛くて、椅子から立ち上がるのもつかまりながらでした。これ以上痛かったら検診の時に相談しよう…と思っていたら、夜になって破水!陣痛の一種だったようです」(Wさん・27歳・0歳のママ)

 

陣痛は出産本番になっていきなり訪れることもありますが、多くの場合は1週間~数日前から、不規則にお腹がいつもより強く張ったり、キューっと締め付けられるような痛みを感じたりする「前駆陣痛」が起こります。

これは、出産に向けてホルモンが分泌され準備が始まることで起こるものですが、前駆陣痛では多くの場合、「お腹(前腹部)が痛い」と感じる人が多いと言われています。

 

対して、いよいよお産が始まる時の「本陣痛」では、人によりますが、最初に腰が痛くなり始める人の割合が高いそう。

 

ただ、陣痛ではなくても、妊娠中は大きくなったお腹を支えるために骨盤が拡げられ、歩いたり座ったりする時のバランスも変わるため、後期になるにつれ、腰痛で毎日のように悩まされる妊婦さんも少なくありません。

そうなると、いざ陣痛のサインとして腰痛が起きても、「今日は特に腰が痛いな」とスルーしてしまう可能性も…!

 

見分けるコツとしては、

「腰痛の場所がいつもと違う」「じっとしていても痛い」「周期的に腰痛が出たりおさまったりする」

などいつもの腰痛と違う点がないか、またおしるしなど、他の出産の兆候が出ていないかをチェックすることが挙げられます。

 

また、妊娠中はあまり腰痛には悩んでいなかった人で、正産期(妊娠37週~41週)に入って急に腰が痛くなってきた場合は、「もしかして陣痛?」と考えた方がよいかもしれませんね。

 

「下痢」と思ったら、まさかの陣痛だった…人も意外と多い


「39週の検診で、かなり子宮が下がっていると言われました。たしかに妊娠中ずっと胃が圧迫されていて、食べても胸やけして苦しかったのに、ここ数日は胃がスッキリ。調子に乗ってたくさん食べたら、しばらくして急にお腹が痛み出し、トイレに駆け込みましたが、あれ?下痢のはずなのに何も出ない…。そう、陣痛だったんです!私の場合、痛み方が本当にそっくりでした」(Mさん・26歳・1歳のママ)」

 

また、本当に下痢をしたという人もかなりいます。

「いつもはあまりお腹を下すことはないのに、その日に限って猛烈にお腹がゆるくなり、朝から何度もトイレに通いました。そのうち、トイレに入っていない時でも波のようにお腹が痛むことに気づき、急いで病院へ。その時点では、もう子宮口がかなり開いていると言われました!浣腸をしなくて済んだのがラッキーだったかも」(Hさん・31歳・1歳のママ)

 

祖父母世代から「妊娠中はおなかを下しちゃだめよ」と言われたことがある人も多いと思います。

下痢は腸の近くにある子宮にも刺激を与えて、流産や早産を引き起こすおそれがあるとされていますし、下痢の原因となる「冷え」は妊娠にも悪影響なので、冷やさないようにという意味を兼ねて言われることもあります。

 

ただ、妊娠初期から中期にかけては、妊娠を無事に継続させるための働きを持つ「プロゲステロン」という女性ホルモンの分泌が盛んになり、その影響で腸の蠕動(ぜんどう)運動も抑制されるため、どちらかというと便秘気味になる妊婦さんが多いといわれます。

 

出産が迫ってくると、この「プロゲステロン」の量が少しずつ減ってくるため便秘が解消する人も多いので、「この頃おなかがゆるくなりがち」と思ったら、出産間近のサインかもしれません。

 

陣痛の始まりは「生理痛」に似ている?


腰痛や下痢は妊娠中にも起こるので、陣痛と間違いやすいですが、生理痛は妊娠中に感じることはない痛み。また痛む場所も同じなので、ピンとくる人は多いかもしれません。

 

「重い生理痛のような痛みがだらだらと続くなぁと思っていたら、それが前駆陣痛だったようです。2日後の朝から時間通りの痛みがやってきて、6時間後に出産しましたが、陣痛も生理痛を十倍痛くしたような感じでよく似ていました」(Aさん・30歳・2歳と0歳のママ)

 

陣痛の始まりは生理痛に似た痛み、という人はかなり多いようです。

 

ただ、陣痛が進んでくると、痛みの度合いが普段の生理痛とは比べものにならないほど強くなったという人、生理痛に似た痛みは消えて絞り出されるような感覚に変わったという人、痛いというよりいきむのを我慢する方が苦しかったという人…本当に千差万別なので、こればかりはひとことでは例えられないかもしれませんね。

 

まとめ


「腰痛」「下痢」「生理痛」…出産を経験したあなたに当てはまるものはありましたか?

中には、いきなり「これこそ陣痛」とはっきり分かる強い痛みが訪れた人もいるかもしれません。

 

これから出産予定の人も、陣痛の始まりは人それぞれだからこそ、「こんなパターンもある」と知っておいてソンはなし。ぜひ参考にして下さいね。

 

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文/高谷みえこ

参考:WAKODO和光堂「妊婦さんのお食事ガイド」 https://community.wakodo.co.jp/community/food_guide/point/index02.html

 

高谷 みえこ

ライター歴15年。大手企業サイトなどで執筆を行う。得意分野は女性・主婦向けの記事。育児ポータルサイトでは新米ママのお悩み相談コーナーで回答者を務めた実績を持つ。