2019.01.07

仕上げ磨きを嫌がる子供への必殺技【年齢別1歳・2歳・3歳~】

education201901

平成28年に東京で1歳から5歳の子の保護者1,000人に実施されたアンケートによると、約75%が「子どもが一人で歯みがきした後、保護者が仕上げ磨きをしている」と答えました。

 

でも、歯みがきの必要性を言い聞かせてもなかなか通じない1歳児、イヤイヤ期の2歳など、毎日の仕上げ磨きはそうそう簡単ではないですよね。

 

今回は先輩ママへのインタビューに加え、SNSやインターネットからも「仕上げ磨き必勝法」を年齢別に集めてみました。

 

親の仕上げ磨きはいつまで必要?


冒頭のアンケートでは、5歳時点で「子どもが一人で磨く」という回答が10.5%でした。それより小さい子では100人中1~2人で、ほとんどのママ・パパは、4歳~5歳までは仕上げ磨きは欠かせないと考えていることが分かります。

 

筆者の娘たちの幼稚園で開催された「歯の健康教室」で、参加者からの質問タイムにあがった

「仕上げ磨きはいつまでするべきですか?」

という質問に対し、講師の歯科医は

「子どもは思った以上に磨き残しが多いですから、完璧を目指すなら、4年生くらいまでした方がいいです」

と回答されていました。

 

ただ、小学生になると、磨き残しを親がきれいにするというよりはちゃんと磨けているかのチェックという意味合いにだんだん変わっていくため、毎日でなくても、1日おき→3日に1回と回数を減らしていってもOKとのこと。

 

そしてこれなら一人でも大丈夫!と思えたときが「仕上げ磨き卒業」なので、4年生というのはあくまでも目安で、中にはもう少し早い子もいるということですね。

 

1歳の子ども向け「仕上げ磨き必勝法」!


1歳代の子どもは、周囲を模倣することでさまざまな生活習慣を身に付けていきます。

 

「教育番組やお気に入りのキャラクターのDVDに合わせて磨く」

「好きなキャラクターをママが仕上げ磨きするところを見せたり、指人形で話しかけながら磨く」

「上の子や他のお友だちが仕上げ磨きしてもらう姿を見せたり、一緒に磨く」

などは定番ですね。

 

よく見かける、小さい子が仕上げ磨きを嫌がる時のやりかたに、

「ママの脚であおむけの子どもの両腕を押さえて逃げられないようにして磨く」

というものがあります。

 

たしかに、虫歯のリスクを考えると、歯みがきの習慣は絶対につけた方が良いですし、1歳の子は自分磨きといってもまだ上手にできませんので、仕上げ磨きは必須です。

 

ママもパパも次々にやらなければいけない用事がいっぱいなので、時にはこの方法をとらざるを得ないこともあると思いますが、毎日泣き叫んでいる子を押さえつけて磨くのはかわいそうな気がしますし、ママも疲れてしまいますよね。

 

「指を噛まれてケガしちゃいました」というママもいました。

 

それ以外に「これでうまくいったよ!」という方法には次のようなものがあります。

 

タブレットをご褒美に習慣づけ

虫歯予防に有効とされるキシリトール配合のタブレットは、子ども向けのフルーツ味になっているものや、1歳6か月からOKというものがあります。

 

タブレット以外にも、キシリトールスプレーなどが市販されており、「仕上げみがき後のお楽しみとして、毎日の習慣にしています」というママも多くいました。

 

注意点としては、摂りすぎるとおなかがゆるくなることがあるので、最初は少しずつ様子を見ることや、歩き回りながら食べると危険なので食べ終わるまで目を離さないこと、奥歯が生えてきてから与えることなど。それぞれの使用上の注意をよく確認しましょう。

 

2歳の子ども向け「仕上げ磨き必勝法」!


2歳児は、イヤイヤ期まっさかり…ということも多く、暴れると押さえつけるのも一苦労で、いちばん仕上げ磨きに苦労する年頃かもしれませんね。2歳児ママ・パパがやっていた方法にはこんなものがあります。

 

数を数えたり、歌を区切りにして磨く

「前歯の上・下…と、それぞれ10数えながら磨くと、比較的おとなしく待ってくれます」という2歳の子のママ。

 

2歳児は、少しずつ先の見通しができてくるので、「毎日、この歌が終わる時には歯みがきも終わる」等の予想がつくと待てるようになってきます。

 

といっても、

「機嫌のいい時限定ですが…」

というママたちの声にも同感ですね。

 

絵本などで必要性を教える

1歳代では、絵本はそれぞれのページの絵をバラバラに楽しむイメージですが、2歳になると簡単なストーリーや前後の因果関係が分かってきます。

 

口の中に食べかすや虫歯の原因菌がたくさん残っているとどうなるのかを、分かりやすい絵で描いてくれる絵本がたくさんありますので、

「いま〇ちゃんのお口の中はこんな風になっているよ」

「きれいにしようね」

と視覚に訴えると、言葉で言うだけより納得してくれることが。

 

3歳の子ども向け「仕上げ磨き必勝法」!


3歳の子は、歯みがきが大切ということは理解できてきますが、まだまだ「いやだけど、やらなくてはいけないからやろう」とガマンできる時ばかりではない年頃です。

そんな時は、次のような遊びを取り入れた方法を試してみては。

お店屋さんごっこ

仕上げ磨き問題で困っているママ・パパは多く、インターネットにもたくさんの「作戦」が出回っています。

 

なかでも、Twitterで数万リツイートされ話題になったのは、

 

仕上げ磨きを嫌がる娘(3歳)に、「あぁ、ハミガキ屋さんを始めたけど今日もお客さんはゼロかぁ、どこかにお客さんになってくれる人いないかなぁ・・」って流行らない店の店長やると、すっ飛んで来てくれる。

 

という楽しい方法。

 

筆者も、娘が小さい頃、歯みがきではなくドライヤーが嫌いだったため、よく洗面所で

「いらっしゃいませ!ドライヤー屋さんがオープンしましたよ!先着1名様無料サービスです!」

と呼ぶとすぐに飛んできたことを思い出し、懐かしくなりました。

 

クイズごっこ

同じくインターネット上のアンケート回答にあったものが、

「仕上げ磨き中、子どもに口を開けた状態で好きな歌を歌ってもらいます。ママは、なんの歌かな?と考えるふりをして時間を稼ぎ、その間に仕上げ磨きを済ませてしまいます」

というもの。

3歳くらいの子はこんな遊びが大好き。喜んで口を開けてくれそうですね。

 

定期検診に通い始める

歯科医による定期検診は早ければ早いほど良いのはもちろんですが、1歳~2歳では、クリニックや診察台が怖くて大泣きしてしまう子もいます。無理やり強行すると、恐怖感が植え付けられてしまい、歯医者嫌いになって本当に虫歯ができた時に困るおそれも。

 

しかし3歳を過ぎると、検診の必要性や、痛いことをするわけではないという説明が理解できるようになってくるので、この時期に定期検診をスタートさせると比較的スムーズに行くでしょう。

医師からの「毎日仕上げ磨きをしてもらおうね」といった約束も、3歳を過ぎると忠実に守る子が増えてきます。仕上げ磨きの正しいやり方も指導してもらえるとさらに良いですね。

 

4歳以上の子におすすめ「仕上げ磨き必勝法」


4歳頃になると、園などでも歯みがきの必要性を教わる機会が増え、自分でもある程度上手に磨けることが増えてきますが、まだ子ども本人だけに任せるのは難しいですね。

 

歯みがき用のアプリもある!

サンスターからは、専用の歯ブラシとスマホを連動させて、虫歯の原因菌をモデルにしたモンスターと闘い、コレクションしていく…というアプリも出ています。

4~5歳の子からでも遊べるので、歯みがきの時間が楽しみに変わるかもしれませんね。

まとめ


「この方法でうまくいった!」というものを試しても、わが子は見向きもしない…ということももちろん考えられますが、今日はこっちがダメでも明日はOKということはよくあること。

反対に、お気に入りのグッズや歌も、毎日やると飽きてしまう子もいます。

とにかく、色々な方法を試してみるのがおすすめなので、ぜひ今回ご紹介した方法も試してみて下さいね。

 

文/高谷みえこ

参考:「子供に対する歯ブラシの安全に関するアンケート調査結果」 

サンスターGUM「G・U・Mガムプレイ」 

高谷 みえこ

ライター歴15年。大手企業サイトなどで執筆を行う。得意分野は女性・主婦向けの記事。育児ポータルサイトでは新米ママのお悩み相談コーナーで回答者を務めた実績を持つ。