運動部で保護者が期待するのは「礼儀を学ぶ」こと


親からすると部活を頑張る子どもは頼もしい存在ですが、あまり注力し過ぎて勉強がおろそかになる事態は避けたいもの。栄光ゼミナールを運営する「株式会社栄光」は、“親から見る部活動”についてインターネット調査を行いました。

 

まず「部活動は週何日程度が適切だと思うか」の質問では、「週5日以内が適切」だと考える保護者が87.2%という結果に。「週6日以上が適切」と回答した保護者は12.6%に留まりました。

 

続いて「子どもが運動部に所属していることのメリット」については、「体力向上」「人間関係が広がる」「礼儀を学ぶことができる」の順にランクイン。逆に「運動部・文化部両方でのデメリット」については、「子どもの勉強時間が減る」「体力的な不安が大きい」「部活をサポートするための(保護者側の)スケジュール調整が大変」が上位に並びました。

 

今年3月には、スポーツ庁から運動部の活動基準を示すガイドラインが発表される事態に。子どものやる気を活かしつつ、健全な部活動に少しでも近づくといいですね。

 

文/牧野聡子