2018.10.26

「子どもの身長が伸びないのは○○が悪い」は都市伝説?意外なものに原因も!

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赤ちゃんや幼児の身長は、早生まれかそうでないかによっても大きく左右されますし、個人差はあってもその子なりに伸びていれば心配ないですよ、と検診などでも言われます。

何より、これからどんどん大きくなる時期なので、成長曲線内にいるのであれば、それほど身長について悩むことは少ないのではないかと思います。

しかし、小学校入学後、だんだん学年が上がり、スポーツを始めたりすると「うちの子、もう少し身長が伸びてくれるといいんだけど…」と思い始めるママもいるのではないでしょうか?

「パパも私も背が低いから仕方ない」と思ってしまいがちですが、実は、遺伝以外に身長の伸びを左右する要素は複数あるそうです。

中には、一見身長とは関係なさそうに思えるものもありますが、これらは本当なのでしょうか?検証してみたいと思います。

 

睡眠時間


身長が伸びるためには「成長ホルモン」がしっかり分泌されていることが必要。

 

成長ホルモンは、夜、眠っている間に分泌され、その間隔は3時間おきと言われています。

睡眠時間が9時間以上なら一晩に3回成長ホルモンが出るのに対し、8時間では2回しか出ない計算になりますよね。

この積み重ねがやがて大きな差になることも。やはり「寝る子は育つ」ということわざは間違っていないようです。

 

ところで、ママ自身あまり背が高くないとしても、自分のお母さんやおばあちゃんと比べると、まだ自分の方が上…ということはありませんか?

これは、身長や体格は遺伝がすべてではなく、生活様式(おもに食生活)によって変化することを示しています。

 

祖父母世代よりもママ世代の方がおおむね身長が高いのは、戦後の食生活の欧米化によって肉や乳製品を多く摂るようになり、カルシウムや動物性タンパク質の摂取量が増えたことが大きな理由とされています。

ただ、今の子どもたちと、欧米の子どもたちでは、1つ決定的に違っていることがあるんです。

 

それが「睡眠時間」。

 

0~4歳の子どもの就寝時刻を各国で比較したところ、日本では47%と半数近くが「夜10時以降」だったのに対し、イギリスでは25%、ドイツやフランスでは16%と、大きな差が見られたという調査結果があります。

2017年には「睡眠負債」という言葉が流行語大賞にノミネートされましたが、現在、日本人の睡眠時間は世界でも最下位レベル。

このままでは、戦後伸び続けていた平均身長もストップどころか下降に転じるのではないかと懸念されています。

 

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高谷 みえこ

ライター歴15年。大手企業サイトなどで執筆を行う。得意分野は女性・主婦向けの記事。育児ポータルサイトでは新米ママのお悩み相談コーナーで回答者を務めた実績を持つ。