約4割の母親が子どもの遊び方に頭を悩ませている!?


子どもの可能性を引き出す“習い事”。最近ではそんな習い事を、子どもが遊んでもらえる“第三の遊び場”として考える親も少なくないようです。

 

今年発表された「こどもの習い事と遊び」に関するアンケート調査(GOB Incubation Partners株式会社 「PAPAMO」調べ)では、20代~50代の母親を対象に“子どもと遊ぶ1日の時間”についてヒアリング。「親として子どもと遊ぶ時間は足りている」と答えた人は全体の48%で、残り52%は「遊ぶ時間が足りていない」と回答する結果になりました。

 

続いて子どもと1日のうち“どれくらい一緒に遊んでいるか”を平日・休日に分けて尋ねてみると、平日は「30分~1時間未満」、休日は「2~3時間未満」が最も多い結果に。その背景には“子どもとどうやって遊んだらいいか分からない”という理由もあるようで、約4割の母親が子どもとの遊び方に頭を悩ませているそうです。

 

さらに家庭や保育園・幼稚園以外に子どもが遊んでもらえる“第三の場所”を求める声も多く、大半の母親が「第三の場所は必要だと思う」と回答。さらに約8割以上の母親が、“習い事は第三の場所として有効な場”と考えていることが分かりました。

 

習い事は時に子どもの可能性を伸ばし、時に母親たちの拠り所になっているようですね。

 

文/河井奈津