子どもが親の人生観を反面教師にする理由とは


「反面教師」というとあまりいい響きではありませんが、実は親の反面教師は子どもにとって当たり前のことなのかもしれません。以前放送された『ホンマでっか!? TV』(フジテレビ系)では、心理学者の植木理恵さんが“親の反面教師”について言及。「子どもは親の人生観と反対に育つ傾向がある」という衝撃の事実を明かしてくれました。

 

子どもは親の“人生観”を反面教師にすることが多く、その人生観は大きく2つに分かれます。1つは「明日は何を食べようか」「いくら儲けようか」など物質的・具体的なものを大事にする“現実的な人生観”。もう1つは、理想や理念を掲げて夢や希望を大事にする“理想的な人生観”です。

 

どちらも大切なのですが、両方の人生観をバランスよく持っている時が一番幸福を感じるのだそう。もし親がお金のことばかり考える“現実的な人生観”の持ち主だった場合、子どもはバランスをとろうと親とは反対の人生観を抱く傾向があります。もし自分が偏った人生観を抱きながら子育てをしていると、将来子どもから反面教師にされてしまうかも?