「怒る」と「キレる」は違う!? 専門家が“感情的に怒らない方法”を伝授


“許せないこと”が頻発すると、どうしても子どもに厳しく怒ってしまいますよね。 以前放送された『すくすく子育て』(NHK)では“子どもにキレてしまう時の対処法”を特集。番組に登場した専門家・大日向雅美さんは、「怒る」と「キレる」の違いについて解説しています。

 

大日向さんは「怒る」に対して、「必要なことだと思います。だから、怒ることに罪悪感を持たなくていい」とコメント。 しかし「キレる」については「怒ってはいけない、優しいママでいないといけないと思って、どこかで自分を閉じ込めていると、自分で自分をいじめることになります」「もうどうしようもなくなって気持ちが爆発する。それが『キレる』」と説明していました。 “私は必要で怒っている”と自覚することが大切なようです。

 

同番組の公式サイトでは“キレないように叱る”ためのアイデアを掲載しています。 紹介するのは「ママ ここまできたよ!」という方法で、“怒りのレベル”を手の高さで表現するというもの。レベル1~5によって高さを変えれば、子どもに「どのくらい怒っているのか?」を知らせることが可能です。実際に取り入れたお母さんからは、「怒りレベルを伝えることで、子どもがしっかり話を聞くようになりました」など好評の声が続出。

 

“許せないこと”とキチンと向き合って、感情をしっかりコントロールするのが大切なのかもしれませんね。

 

関連記事:子供をキツく叱り過ぎた後遺症…その怖すぎる末路

 

文/牧野聡子