2019.08.20

「しつけ名目の体罰」禁止へ…育児体験を通じた〝ママたちの賛否両論〟

親による体罰の禁止が盛り込まれた「改正児童虐待防止法」と「改正児童福祉法」が閣議決定され、2020年4月より(一部を除き)施工される運びに。「親権者らによるしつけ名目での体罰禁止」が明記されました。ママたちは「しつけ目的の体罰」ついて、どのように思っているのでしょう? 体験談と意見を聞きました。

 

 

■「肯定派」のママの意見

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3歳の息子は力が強くて短気なので、お友だちにもつい手が出てしまいます。私はそのたびに、息子がやったのと同じことをして「痛いでしょ? もうしちゃダメ」と、教えてきました。口で言うより、体感のほうが理解が早い子もいます。(りえこさん/39/事務員)

 

「虐待」と「体罰」はちがうと思います。口で言っても危険なことをやめないときは、痛みで動きを停止させることが、わが子を守る場合も。泣き止んでから「怪我したら、もっと痛いんだよ」と言い聞かせていました。(みなこさん/35/システムエンジニア)

 

人の心を傷つけるようなことを言ったときには、おしりをたたいてきました。「おしりが痛いように、心も痛い」「実際に叩いてなくても、心は言葉で同じくらい痛くなる」と伝えてきました。(のりこさん/36/営業職)

 

子どもの発達はそれぞれ。まだ言葉がよく理解できない時期に「言葉だけで行動をやめさせたり、言い聞かせたりするには限界がある」という意見が目立ちました。とはいえ賛成派のママたちも、決して無条件に「体罰を肯定」しているわけではありません。力を使うことに「意味」と「目的」を持ち、それが子どもにとって良い手段であれば、という考えのようです。