2019.08.13

しつけるのがベター?子どもの自己主張とわがままの境界線


■他社との関わりの中で自己抑制を覚えていく

周りに言葉があまり通じない2歳頃のイヤイヤ期は何をいっても周りに通じないため、とにかくすべてイヤイヤで通します。

しかし、ある程度言葉が発達してくると周りに言葉が通じるようになるので、強烈な表現が徐々に減ってきます。

周りへの配慮などはまだまだできませんが、友だちとのケンカやぶつかり合いなどをとおし、少しずつ周りの気持ちを理解できるようになります。

年中組や年長組になると、他社への思いやりの気持ちを持つと同時に、自分の気持ちを抑えることも覚えていきます。

ルールのある遊びができるようになると、自己抑制ができるようになった証しといえます。3歳児は一人でボール遊びをするだけでも十分に楽しめますが、5歳や6歳になると、一人で遊ぶよりも友だちとルールを決めて遊ぶほうが楽しくなってきます。

子ども同士でルールを決めあい、ルールを守りながら遊ぶようになってきたら自己抑制力も健全に育っているといえるでしょう。


■抑えつけ過ぎるのはNG

子ども同士でルールを覚えて遊んでいても、大人とはうまくコミュニケーションをはかれないこともあります。

自分の気持ちがうまく伝えられないとき、子どもが一方的に自分の気持ちを主張してくることもあるでしょう。

明らかにわがままだと分かる場合は叱ることも必要ですが、どちらか判別がつかないときにイライラして叱りつけてしまうことはないでしょうか。

子どもが自己主張をしているときに頭ごなしに押さえつけるのはNGです。わがままをいっているときだけならともかく、自己主張をしているときもすべて子どもの意見を押さえつけてしまうと、成長してから自分の意見をハッキリいわないようになることも考えられます。

いっても無駄、自分の気持ちは通じないと子どもに思われてしまうと、親との信頼関係も崩れてしまうこともありますので、多少のわがままも大目に見るようにし、とにかく子どもの意見を聞くように心がけましょう。

 

≪ BACK 1

2

3 NEXT ≫

富樫 真由美

富樫真由美
保育の仕事をしながら子育てをした経験を活かし、ライターをしています。