2019.06.29

通知表(あゆみ)の保護者コメント、おすすめ文例はこれだ!

7月には多くの小中学校で1学期の終業式があります。今年小学校に入学した1年生にとっては、はじめての「通知表(あゆみ)」を受け取ることになりますね。

 

学年が上がった子たちも、マルや二重丸がいくつあるか、ドキドキしながら通知表を手にすることと思います。

成績もさることながら、実はママたちがひそかに悩んでいるのは、「保護者のコメント欄、何を書けばいいの…!?」ということ。

 

今回は、そもそも通知表って何のためにあるの?ということを解説。保護者コメントのおすすめな書き方も紹介します。

 

通知表(あゆみ)は何のためにある?まずは目的を知ろう


「通知表(あゆみ)」は、別名「通信簿」ともいい、子どもの成績を確認する重要な物差しですよね。

 

文部科学省の資料を見てみると、小学校には「指導要録」という、在学児童生徒の学習と健康の状態を記録した書類が保管されており、「通知表」は、その内容を家庭にも伝えて子どもの状態を共有、協力してもらうためにあるそうです。

 

しかし、実はこの学校側の記録や通知表の評価基準は校長に一任されていて、法的な根拠はないそう。

大学のセンター入試のように、全国で同じ問題を解いて順位をつける…といったものではないのですね。

 

また、ママやパパの子ども時代には、まだ成績は「相対評価」といって全体の上位〇%の子に「◎」や「5」などがつく方式でしたが、平成14年(2002年)から「絶対評価」に変わっています。

 

これにより、仮に全員の子が全テストで100点を取れば、全員に◎や5がつく…ということもありうるようになりました。

 

とはいえ、公立小学校から公立中学校に進学する場合、通知表で合格が左右されることはありませんので、小学校での通知表(あゆみ)の役割は、次のようなものがメインと考えられます。

 

  • つまずきかけているところを早期に発見し、対策を取るきっかけにする
  • がんばった点を評価し、やる気を高める

 

 

保護者コメント文例【小学校・中学校】どう書けばいい?


お子さんの小学校転校経験のあるママなら分かると思いますが、市町村や学校によって、通知表の内容はさまざまです。

 

担任の先生からの「所見」は、ほとんどの学校の通知表にスペースがあり、この学期で特筆すべき活動やがんばっていたこと、その子の長所などが書かれています。

 

最近では手書きよりパソコンで入力し印刷された通知表が多数派ですが、手書きにせよ印刷にせよ、担任の先生しか知らないような子どもの姿や、どんな活動に取り組んでいたのかを書いてもらえるとうれしいですよね。

 

いっぽう、保護者側は、たしかに通知表を見たことを証明するためのハンコやサインは必要ですが、親からのコメントは記入欄がないこともあります。

 

もしコメントが必要だったら、どのようなことを書けば良いのでしょうか?

 

通知表の保護者コメントおすすめの内容と文例

保護者コメントは、基本的には「成績表の内容」または「先生からの所見」に対する感想やお返事を書くつもりでいればOK。

 

所見欄には子どものやる気アップにつながるような前向きな内容が書かれていることがほとんどだと思いますので、

 

「アサガオの水やりを欠かさず続けていたと聞いて安心しました。家でもタネができるのを楽しみにしていました」

「音楽会をがんばっていたとのこと、課題曲をよく歌って聞かせてくれました」

「お友だちと仲良くできていて何よりです」

 

だけでもりっぱなコメントとなります。

 

次の学期にがんばりたいことを書くのもいいですね。

 

「運動会の練習が始まるのを楽しみにしています」

「九九が始まるので家でもがんばって覚えていきたいと思います」

 

通知表の保護者コメント欄に書かない方がいいことと注意点

通知表のコメント欄に書くのを避けた方がいいことはあるのでしょうか?

子どもたちは、友だち同士で通知表を見せっこすることもあります。

 

通知表は1年間通して使用するため、我が子の悪い点や学校への苦情など、ネガティブな内容は通知表に書かず、別の機会に相談する方が良いでしょう。

 

ただし、各教科で一番低い評価がついた場合には、少し注意が必要です。

 

上でも述べたように、現在、小学校の成績は絶対評価となっているため、基本的な学習内容を理解し、授業態度や提出物などに大きな問題がなければ、3段階評価(1~3または◎/〇/△)で一番低い評価にはなりにくいはず。

 

ペーパーテストだけで評価しているわけではありませんが、テストの点数を目安にすれば、比較的かんたんな内容で60点以下だったという可能性があります。

 

1年生で△がついたり、今までは〇だったのに急に△がついたという場合、何らかの理由でつまづいている可能性が。

 

このような時は、通知表のコメントに「算数が少し気になっていますのでアドバイスがあれば教えて下さい」等と書いても良いでしょう。

 

内容に応じて話し合う時間を取ってもらえることと思います。

 

まとめ


筆者の子どもたちの学校の「あゆみ」には、さいわい(?)保護者コメント欄はありませんでしたが、長女の頃は手書きだったものが、次女の時代には印刷になり、さらに二つ折りタイプから、A4の用紙をクリアファイルにとじていく形に変わりました。

 

そのうち、スマホの画面で通知表を確認する時代になるかもしれませんね!

 

文/高谷みえこ

参考:文部科学省「学習指導要領・指導要録・評価規準・通知表について」

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/004/siryo/attach/1399695.htm

 

高谷 みえこ

ライター歴15年。大手企業サイトなどで執筆を行う。得意分野は女性・主婦向けの記事。育児ポータルサイトでは新米ママのお悩み相談コーナーで回答者を務めた実績を持つ。