2019.06.18

ぼっちママの告白…自分よりも子どもが寂しがるのがつらい

ぼっちママのイメージ

幼稚園、保育園、小学校…子どものための場所とはいえ、ママ同士が顔を合わせる機会は何かと多いもの。そんな時、ワイワイと集まっておしゃべりしているママもいれば、その集団から離れ1人でいるママもいます。

あえて1人を選んでいるママにとっては何も問題ないのですが、中には、そんな「ぼっち」な自分がつらい…と感じているママもいます。

今回は、現役&先輩ママたちの悩みと体験談を教えてもらいました。気持ちを切り替えて「ぼっち」を乗り切ったママの声も紹介します。

 

ぼっちママにとって、園庭開放・参観や行事の空き時間は長い


園の送り迎えなど短時間の場合はともかく、長時間園にいなければならない参観日や行事は、1人の自分を意識してしまい、特につらく感じるとママたちは話します。

 

「お迎え後に2時間ほど園庭開放があり、習いごとのない日は息子も遊びたがります。うちの園はプレやマンションつながりなのか、入園児からすでに仲良しのママさんが多く、共通の話題で盛り上がっていて、私にはとても入れない雰囲気。毎回ほとんど誰とも話すことなく、早く帰りたいです」(Yさん・31歳・年少児のママ)

 

「幼稚園の運動会は家族で見に行くので良いのですが、音楽会は平日なので私だけで見ます。皆さん朝から仲の良い人同士で座って、幕間にはお子さんの練習ぶりや衣装のことなどを楽しそうに話し合っていますが、私はじっと座っているだけで長い一日です…」(Nさん・30歳・年長児のママ)

 

「小学校の参観日はいつもギリギリに行ってサッと帰ります。でも参観後、懇談まで30分以上時間が空くときはきついです…展示作品を見たり、資料をめくったりして乗り切っています」(Aさん・37歳・2年生のママ)

 

「仕事しているのでママ友らしき人がいません。子どもの友達などで顔見知りのお母さんとあいさつくらいはしますが、子どもが遠足の準備などで連絡帳に書き洩らしたことをちょっと聞ける相手がいたらなぁ…と困ることがあります」(Wさん・40歳・3年生のママ)

 

「参観日や行事の時など、顔見知りのママとあいさつして会話が始まっても、仲良しママが来た途端にそちらへ駆け寄り、私はすぐポツンとなってしまいます…何ともいえない気分」(Hさん・37歳・4年生と2年生のママ)

 

保育園では働いているママばかりなので、比較的「ぼっちで淋しい」と感じる人は少ないのですが、幼稚園では保護者が園にいる時間が長く、その分悩んでいるママが多いようです。

 

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自分のぼっちはよくても、子どもが淋しがるのが一番つらい


園や学校で、ママ本人が1人ぼっちなのは、それでも「まあ仕方ない」と考える人も多いですが、もっと悩みが深いのは、それが子どもに関わる場合です。

 

「娘の仲良しのAちゃんとBちゃんは、数人のママ同士がいつも一緒にいるグループのお子さん。最近、娘は、幼稚園が終わったあとにみんなが家を行き来することを知り、AちゃんがBちゃんのおうちに行くから、私も行きたい!と言うように。でも、お母さんとは話したこともなく、いきなり遊びに行かせて下さいとか、来てくださいとは言い出しにくい雰囲気です。おうちがちょっと遠いからね…などと言い聞かせていますが、私がもっと付き合い上手ならと、ふがいなくて娘に申し訳ない気持ちです」(Uさん・34歳・年少児のママ)

 

「園で親子遠足がありました。私は、少し立ち話をする程度のママさんはいても、グループ的なものには属していないし、仲のいいママ友もいないので、子どもと二人でお弁当を食べました。他の子たちは10人くらいでお弁当を広げていて、子どもが比較的よく遊ぶ子のところに近づいてみたのですが、入れる雰囲気ではなくすごすごと引きさがりました」(Kさん・33歳・年少児のママ)

 

「園のクラスで、娘と仲良しの子が数人いるようですが、私はほとんどお母さんたちと交流がなく。休み明けなどに送っていくと、その子たちとママたちが、テーマパークなどに行ったのか、昨日はありがとー、〇〇楽しかったね、などと盛り上がっています。娘は黙ってうらやましそうに聞いていてかわいそうだけど、無理矢理うちも!と割り込む勇気はなく…」(Oさん・36歳・年中児のママ)

 

その他にも、

 

「園の夏祭りで、息子含め数人の子どもたちの集合写真をママたちが撮っていたのですが、送ってもらえるのはLINEグループに入っている人だけ。僕の写真みせてといわれて言葉に詰まりました」

 

「習いごとが終わった時の、仲良しグループのお菓子交換。目を離した間に息子も近寄って行ってしまい、冷たくあしらわれてあわてて連れ戻しました」

 

「小学校で子ども同士のトラブルがあった時に、先生の話と子どもの話が食い違っていて。嘘をついているように思えないけれど…こんな時、他のお子さんの客観的な話を聞けるママ友がいればと思います」

 

などの体験が。

 

子どものためとはいえ、こういう場面で積極的に入っていける人ばかりとは限らないですよね。ママのつらい立場が伝わってきます。

 

実はグループもつらい?「選択ぼっち」のメリット


しかし、一見楽しそうに見えるグループも、実際は苦労が多いとはよく言われること。

グループで苦労した結果、「選択ぼっち」になりました!というママのお話を聞くことができました。

 

「上の子の時は、1人は淋しい、ぼっちが恥ずかしいからとりあえず誰かと…と思っていたのでしょうね。それが顔や態度に出てしまい、声をかけてくれたママたちと一緒に行動していたら、なんだか手下のようになってしまいました。お店の予約や車を出すのはいつも私。夏休みを利用して距離を置こうとしましたが、子ども同士が仲がいいのでなかなか縁が切れなくて。夫の仕事やら、家の購入価格など根掘り葉掘り聞かれるし、卒園してやれやれでした。そこで下の子では、あいさつはするけど、いつも同じメンバーで話すのではなく、色々な人と話したり、ランチの誘いを断ったりするように。そのうち一匹狼状態になりました。干渉なし、気疲れなし。いまはこれで十分です」(Nさん・38歳・2年生と年中児のママ)

 

まとめ


ママ友付き合いは望まない人も、本当はイヤだけど子どものために頑張ろうという人もいることと思いますが、自分は仲良くしたいのになかなか上手くいかないのはつらいものですよね。

ただ、今回紹介したようなつらい思いをしているママばかりではなく、適度な距離感を持って常識のある付き合いができている人ももちろんたくさんいます。

ママ友の巡り合わせには運もあると割り切って、子どもがおおむね楽しく園や学校に通っていればそれでOK…と考えてみてはどうでしょうか。

 

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文/高谷みえこ

高谷 みえこ

ライター歴15年。大手企業サイトなどで執筆を行う。得意分野は女性・主婦向けの記事。育児ポータルサイトでは新米ママのお悩み相談コーナーで回答者を務めた実績を持つ。