2017.02.22

読書力、親子で伸ばす!【1】本の遊び方、選び方

【この記事は、CHANTOママライターによるウェブ限定記事です】

 

ライター名:草間小鳥子

 

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このシリーズでは、「読書力、親子で伸ばす!」と題し、児童書創作の現場にかかわる筆者が、お子さんの読書力をはぐくむ本の選び方、本を体感できるおでかけスポットにくわえ、文章力の伸びる生活習慣についてお伝えします!

本はエンターテインメント。

堅苦しく考えず、お子さんも保護者の方々も、たのしめることが一番ですよ!

それではさっそく、今回は「 本の選び方」をご紹介します。

 

読書力ってなに?

将来の学力は10歳までの読書量で決まると言われるほど、子ども時代の読書体験は大切。「読み聞かせ」などのイベントも、各地の児童館や本屋さんで行われていますね。

「本好きな子に育ってほしい」と考えている保護者の方々は多く、それこそ臨月の頃からおなかの赤ちゃんとのコミュニケーションとして、絵本を読んであげたりなんてことも。

では、なぜ、お子さんに本を読んでもらいたいのでしょう?

言葉や文字、ものの名前をおぼえてほしいから?集中力を養いたいから?生活習慣が身につくように?

それももちろんいいことですが、本は本来エンターテインメント。知育ツールとして文字や言葉が身についただけでお役ごめんではもったいない!

本の内容を理解し、想像して楽しみ、登場人物の人生を疑似体験し、時に共感する。これこそ真の「読書力」であり、さらに読書体験により得た感動を誰かに伝える力、この先の人生に活かす力となるのではと思います。

 

えっ、こんなことも?意外な本の遊び方

わが家では、子どものお気に入りの本は、とことん楽しみます。

たとえば、今年のカレンダーは、こちら!

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『11ぴきのねこ』

子どもは指さしをし、「にゃんにゃん」とご機嫌。

 

『からすのパンやさん』を読んだあとは、一緒にこねこねパンづくり。

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『ノンタンのたんじょうび』クッキーも好評!

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絵本カバーや、お気に入りのページをカラーコピーして、ダンボールパズルを作ったり(遊びすぎて、はしっこがボロボロ……)。

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子どもはお気に入りの本は何度も繰り返し読みます。読書力を伸ばすのに必要なのは、本の冊数ではありません。

一冊の本をじっくりとことん楽しみましょう。

 

大切なのは、「親子で」の体験!

「読書力」といっても、なにも堅苦しく本ばかり読ませなきゃ!と意気込む必要はありません。楽しい読書体験を親子で共有することが一番です。

 

・親子で本屋さんへ遊びに行くこと

・親子でテレビや映画を観ること

・親子で年度や工作、料理をすること

 

これらみんな、良い本と出会うためのポイント。

お子さんに「本好きになってほしい!」と思っているお母さん、あなたは、本が好きですか?本をよく読みますか?

ただ漠然と本を読みなさいと言っているだけでは、子どもはその気になりません。同じ立場で、一緒に本のある生活を楽しみましょう!

 

大きめの本屋さんの児童書コーナーは、子どもの本あり、雑誌あり、パズルにおもちゃあり、とプレイルームのような賑やかさ。子どもたちが実際に本に触れ、試し読みができます。子ども用のテーブルとイスのセットが用意してある本屋さんもありますね。

児童書は大人の本よりも息が長く、何十年前に出版されたシリーズでもいまだに世代を越えて愛されているものが多いです。懐かしい思い出に浸りながら、我が子と本の面白さを追体験するというのも、なかなかよいものですよ。

 

テレビもまた、良い本と出会うチャンスを与えてくれます。たとえば、ドラマや映画などは小説が原作だったり、子供向けアニメなどは絵本が原作であることが多いです。ドラマにハマったあとは、原作も読んでみる、好きなアニメの原作絵本を一冊ずつ買い足し、はじめてのお話にも親しむ、など、ひとつのコンテンツをテレビで、本で、一度に二度楽しむことができます。映像と活字のテンポはそれぞれ異なるので、同じ作品でもまた違った印象を受けることもあるでしょう。

 

大事なのは、親子で。本を読んだにしても、ああだこうだと感想を言い合えるのもまた読書の醍醐味ですから。

 

ワーママの味方!定期購読サービス

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忙しい保護者にかわってプロがセレクト。お子さんの年齢に合った良質な本が毎月自宅へ届くサービスがあります。

サービスを展開している代表的なところとしては、

 

・童話館 ぶっくくらぶ

http://www.douwakan.co.jp

 

・絵本ナビ 絵本クラブ

https://club.ehonnavi.net/#features

 

・クレヨンハウス ブッククラブ

http://www.crayonhouse.co.jp/shop/pages/0sai.aspx

 

・メルヘンハウス ブッククラブ

https://bookclub.meruhenhouse.co.jp

 

・おおきな木 ブッククラブ

http://www.ookinaki.info/bookclub/

 

・こそだてナビゲーション ブッククラブ

http://kosodatenavi.com/book_club.html#BC_rabel1

 

・金の星社 ブッククラブ

http://www.kinnohoshi.co.jp/bookclub/index.html

 

などがあり、コースや送料などそれぞれ違うので、ライフスタイルに合わせて選ぶとよいでしょう。

 

筆者のおすすめは、絵本ナビの絵本クラブとクレヨンハウスのブッククラブ。

絵本ナビ 絵本クラブは、なんといっても本家サイトのレビューや試し読み機能がとても参考になり、子どもが興味を持つかどうか様子をみることができます。ラインナップも新旧とりまぜられており、偏りがありません。

クレヨンハウス ブッククラブは、クレヨンハウスオリジナルの本(例 谷川俊太郎・作/クレヨンハウス刊)などもあるほか、成長して小学校高学年になってからのラインナップを見ても、日本のもの海外のもの、いま読んでなお新しい不朽の名作ぞろいです。

 

※福音館書店「こどものとも」「たくさんのふしぎ」

幼稚園や保育園でもらったことのある方も多いのでは?うすいペーパーバックではありますが、こちらも定評のある配本サービスです。

 

 

次回は、親子でつい長居してしまう、居心地のよい遊べる本屋さんや、図書館の魅力をご紹介します!

 

ちゃんと 編集部

働くママ向けのメディア『CHANTO』の編集部。月刊誌『CHANTO』で掲載された記事や編集部が独自に取材した記事をご紹介します。