2019.05.15

ピザナイトで家事を時短…真似したい!アメリカワーママの暮らし

自分自身が満足して過ごしているかがカギ

忙しい日々の暮らしの中で、アメリカのママたちが家族と同じくらい大事にしているのは自分自身です。家族のために頑張っても、自分が犠牲になるようでは意味がありません。そのため肉体的にも精神的にも健やかでいれるように、通勤時間は自分の好きな本をポッドキャストなどで聞く、夜帰ってから軽い運動をするなど自分自身のメンテナンスを常に心がけています。

「どんなに忙しくても10分くらいなら毎日時間を取れるので軽いストレッチをしたり筋トレをするようになりました。ストレスを感じてもそこで体を動かすことですっきりするし、体力もつくしいいことばかりです」というママも。

マインドフルネスなどの瞑想などを日常的に取り入れている人も多く、バタバタする毎日でも気持ちを落ち着け自分自身を見つめ直す時間を取っているようです。

共働きが多いアメリカといえど、外に出て仕事をすることに罪悪感を覚えている人も実は多く存在します。州や企業で異なりますが、産前産後の休みは基本的に12週間ほど。日本と比べると産後すぐに仕事復帰しなければならないこともあり、まだ子どもが小さいうちから仕事復帰することに悩むママが多いようです。

そうした悩みや焦りが母親のプレッシャーになっている場合もありますが、そんな際に重視されているのはこの連載でも繰り返し登場した「ママが笑顔でいることが家族の幸せ」という考え方です。

話を聞いたママの中には「働いていることで子どもに寂しい思いをさせているのではと悩むこともたびたびありますが、私自身がハッピーでいないと子どもも悩んでしまう。そんなことがないように4歳の息子に、仕事や育児…もっと言うと自分の人生を楽しんでいるということをできるだけ伝えるようにしています。今はわからなくても、大きくなるにつれて彼自身が生き方について考えるヒントのひとつになればと思っています」という人も。

このママが話すように、一番身近な母親自身が自分の生き方に誇りを持っている姿こそが子どもにいい影響を与えるのかもしれません。私たちも自分自身が笑顔でいられる生き方をしているか考えてみる機会を持ちたいですね。

取材・文/阿部祐子

 

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阿部祐子

出版社に勤務したのち渡米し、長男を出産。帰国後はフリーライターとしてWEBメディアを中心に執筆を行う2児のママ。CHANTO webでは主に育児、アート、ハンドメイドなどの記事を担当。ライター業とともに、がま口作家としても活動している。週末は趣味の建築巡りと街歩きに、夫と息子たちを連れ回している。