2018.06.04

妻からDVを受ける夫が25%も!?親権獲得の冤罪問題も

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DV”と言うと男性が女性に家庭内暴力を働くイメージが強いですが、最近では男性がDV被害者になるケースが増加しています。一体なぜ、妻は夫に暴力を振るってしまうのでしょうか。

 

男性の5人に1人が妻からのDV被害者!?


521日放送の『あさイチ』(NHK)では、妻から夫への暴力について特集。内閣府の調べによると、男性の5人に1人が“妻から暴力を受けたことがある”と回答しています。妻が夫に暴力を振るう理由は様々。「こんなに愛してるんだから…」といった行き過ぎた愛情がDVに繋がるケースや、逆に夫の束縛が溜まり怒りとなって暴力に至る場合も。

 

いっぽう妻からDVを受ける男性は「男なのにだらしない」「言われたら言い返せばいいじゃないか」などと思われる恐れから、なかなか助けを求めづらい状態に陥いります。実際に内閣府の調査では、“誰にも相談しなかった”と答えた男性が69.5%を占める結果に。女性より力のある男性だからこそ、弱みを話しにくいといった面もあるようです。

 

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番組キャスターの博多華丸さんは、「奥さん同士で井戸端会議しますけど、男同士ではあんまりしないよね」「どっちかっていうと嫁をよく見られたいから愚痴を言ったりし合わないから言わないってのも(原因に)あるかもしれないですね」と夫が相談できない点に対して言及しました。

 

また番組を見ていた視聴者からは、「DV妻怖いなあ… 」「これは深刻な問題だと思う。男性だから我慢できるでしょ?って考え方がなおさら厄介」「旦那もだけど、一番は子どもが可哀そう」など多くの意見が上げられています。

“冤罪DV”が起きた場合の対処法とは?


DVにまつわる話は他にも。以前放送された『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)では、離婚間近の夫婦間で起きた“冤罪DV”が紹介されました。冤罪DVとは離婚裁判で“慰謝料”や“子どもの親権”獲得が目的で、交渉を有利に進めるために嘘の証言をされてしまうこと。

 

ある夫婦は、結婚4年目にして離婚を決意。別居に向けて荷物を整理していた夫は、妻の日記を発見しました。しかしノートに書かれていたのは「夫が飯がマズイと腕を殴ってきた」「夫に馬乗りになって髪を引っ張られた」など、夫からDVを受けているといった内容。実際妻はDVを受けたことはなく、慰謝料をとるための嘘の日記だったことが発覚しました。

 

では妻が嘘のDV日記をつけていた場合、どう対処すればよいのでしょうか。弁護士・北村 晴男先生は「妻の告白を録音すること」を勧めています。嘘の日記が裁判で出されると、どうしても不利に。そこで会話の中で明らかな嘘を引き出して、録音して証拠として持っておくというのが北村先生の見解でした。

 

また、日記を燃やしたり隠したりするのは絶対にNG。たとえ嘘の日記であっても、人のものを勝手に処分してしまうと器物損壊罪になるので注意しましょう。

 

夫・妻に関わらず、DVは許されるものではありません。現在、夫婦間でトラブルを抱えている人は、問題が深刻化する前に、夫婦で話し合いなどをしてみては。

 

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文/長谷部ひとみ

 

長谷部ひとみ

夫の両親と息子と娘、キュートすぎる柴犬との6人+1匹暮らし。バスガイドから心機一転、ライターとして活動中。岩手県の実家に帰ると、その後1週間ほどは訛りが抜けないのが悩み。数学が大の苦手で息子に教わっている。