2018.06.05

里帰り出産はいつから!? 体験談から学ぶベストな時期

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いよいよ出産間近!職場の産休は法律上、出産予定日の6週間前から取得できますが、里帰り出産の場合「いつから実家へ移動するのがいいんだろう…」と疑問に思っていませんか?夫の仕事の関係や上の子の保育園などがあればなおさら悩んでしまいよね。そこで今回は、先輩ママの体験談などをもとに、働くママにおすすめの里帰り時期を考えてみました!

 

里帰り出産の時期…1か月前

Kさん(29才・長男3才)の場合


Kさんは予定日の1か月前に里帰りしました。

Kさんの地域は保育園の激戦区ということもあり、産休~育休中に保育園をいったん退園してしまうと、上の子はなんとか再入園できたとしても下の子は「同じ園に上の子が現在通っている」という「兄弟加点」がつかず、入園が難しくなりそうだったのです。

「このことはとても気になっていたので、事前に役所の保育課に出向いて、直接確認しておきました」

幸い、妊娠の経過も順調で、上の子も保育園には楽しそうに通っていたため、できるだけ長い期間通わせてから…と考え、予定日の1か月前から休園、里帰りというスケジュールに決めました。

 

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「実家は九州なので、里帰りすると、パパはたぶん赤ちゃんが生まれるまでは来られないことになりそうでした。上の子はパパが大好きなので、なるべくパパと一緒にいさせてあげたかったのも大きいですね」

遠方の実家まで飛行機での移動に不安もあったので、これがギリギリのラインとなりました。

なお、妊婦さんが飛行機に乗る場合、航空会社により若干異なりますが、出産予定日(当日含む)まで14日を切っていると「産婦人科医の同伴」が必要となるため、現実的には難しいです。

また、出産予定日の28日前を過ぎていると、搭乗日(当日含む)から7日以内に発行された「航空旅行を行うにあたり健康上支障がない」という旨を医師が明記した診断書の提出が必要となります。

航空会社のホームページや電話などでしっかり確認しておき、診断書のもらい忘れなどがないよう、十分注意してくださいね。

 

里帰り出産の時期…2週間前

Nさん(31歳・長女2歳)の場合


Nさんは、実家のお母さんがフルタイムで働いており、出産予定日前後には休みを取ってくれる予定でしたが、まだまだ手のかかる上の子も連れての里帰りということで、できるだけ実家に負担をかけたくないと考えていました。

Nさんの自宅と実家は、車で高速道路を使って片道2時間弱の距離。後期の妊婦検診は里帰り先の産院で受けることになっていましたが、そちらは週末に検診を入れてもらい、1泊で検診を受けに帰りました。

「検診で1泊するときに、実家に赤ちゃんや上の子のためのスペースを少しずつ準備しました。上の子に、“赤ちゃんが生まれたら、ここでお泊りしようね”と話しかけたり、新しい上の子用のおもちゃを用意しておいたので、上の子も里帰りに対して楽しいイメージができたようです」

 

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出産3週間前の検診では、そのまま実家で待機した方が良いと言われる可能性も考えて、身の回りの準備をしていきましたが、お産がまだ赤ちゃんは下がってきていないとのことで、予定通り自宅へ帰りました。

「二人目はお産が予定日より早まることが多いと聞いていたので…」

また、Nさんが里帰り日を2週間前に決めたのには、実はもうひとつ理由がありました。

「上の子の保育園では、例年、7月の七夕時期に音楽会があるんです。可愛いおそろいの衣装を用意して、小さいながらみんな一生懸命に練習します。それがちょうど予定日3週間前の週にあったので、できるなら出させてあげたいと思いました」

もちろん、安全な出産が最優先なので、いざという時は欠席しなければならないことは保育園とも相談し、上の子にも話しておきました。

「もし欠席になったとしたら、納得してくれたかどうかは分かりませんけど…無事参加できて、何とか結果オーライでよかったです」

と苦笑するNさんでした。

 

病院の指示で里帰り出産の時期が決まるケースも


ふたつの例のように、妊娠の経過に異常がない場合は、家族や実家の都合を考え合わせて里帰り時期を決めることができますが、そうではない場合もあります。

切迫早産や妊娠中毒症などの兆候がある場合、里帰り先の産院から、早期の転院を指示されることがあります。

 

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また、双子・三つ子などの多胎妊娠では早産などのリスクが高いため、一人の場合と基準が異なっている産院も多いので、里帰り出産を考えている人は分かった時点で確認が必要です。

それ以外にも、「里帰り出産のための転院は32週から」等と一律で決まっている産院もあります。実家が遠く、検診のために往復することが不可能であれば、その時期から里帰りするしかありません。

里帰り先の産院を決める時、お産や授乳の方式や立ち合いの可・不可、予算など以外に、転院日についての規定は大変重要なポイントなので、必ず確認するようにして下さいね。

 

まとめ


里帰りの時期を決めるのには、他にも、職場の環境や体調により6週間前から産休を取れるのか臨月まで働くのか、お盆や年末年始などの交通集中時期と重なっていないか、インフルエンザの流行期に入らないか、パパの生活費(料理がまったくできないと、外食費がかさみます)…などさまざまな要素が考えられます。

早め早めに対策を考えておくことで、ママと赤ちゃんはもちろんのこと、パパや上の子、実家の両親など、みんなにとってベストな時期が見つかるはず!

 

文/高谷みえこ

参考URL:ANA Service&Info>妊娠中のお客様[国内線]

 

高谷 みえこ

ライター歴15年。大手企業サイトなどで執筆を行う。得意分野は女性・主婦向けの記事。育児ポータルサイトでは新米ママのお悩み相談コーナーで回答者を務めた実績を持つ。