2019.07.20

【エコー写真】性別の見方は?後悔しない保存方法はこれ!

エコー写真の保存方法

妊婦検診で、超音波検査の画像を印刷してもらう「エコー写真」はお腹の赤ちゃんの成長ぶりが目で見て分かり、うれしいものですね。

今回は、エコー写真のよくある疑問「見方は?」「BPDなどのアルファベットの意味」「性別の当たりはずれは?」「保存するコツ」などについて解説します。

 

エコー写真の見方。「BPD」とは?


超音波診断の時、モニターに表示されるたくさんのアルファベットと数字の組み合わせ。

 

画面を見ながら医師が「ここが頭ですね」「足の長さはこのくらいです」と説明してくれることはありますが、詳細な説明を聞く機会はほとんどないのではないでしょうか。

 

これらの英数字は、赤ちゃんの体の各部分を計測し、この週数なら平均的にこのくらいという目安と比較して発達を確かめるためのもの。

 

よく見る略語には次のようなものがあります。

 

BPD

「biparietal diameter」の略で、専門用語では「児頭大横径」といいます。赤ちゃんの頭を上から見たときの頭の直径(頭蓋骨の幅)を求めることで、赤ちゃんの推定体重などが分かります。

また、出産時、ママの子宮口と骨盤の開きに対し赤ちゃんの頭が大きいことが予測されると、「児頭骨盤不均等」として帝王切開になるため、その判断に使われることもあります。

 

FL

「femur length」の略で、「大腿骨長」つまり太ももの骨の長さをあらわします。

 

AC

「abdominal circumference」の略で「体幹周囲長」といい、お腹周りを指します。赤ちゃんが動くときにお腹が出たり引っ込んだりするため、測定誤差が出やすい部分でもあります。

 

EFW

「estimated fetal weight」の略で、「胎児推定体重」です。数字の横にプラスがついていれば平均より大きめの赤ちゃん、マイナスであれば小さめの赤ちゃんと一般的には言われますが、この体重は、上記のように頭や身体を計測した結果を式に当てはめて出していますので、どうしても誤差があり、あくまでも目安といわれています。

 

よく、診察中に「ちょっと頭が小さいね」などの言葉を聞いて不安になったという妊婦さんもいますが、本当に心配な点があれば詳しい検査をすすめられますので、通常、多少の週数や平均との違いを気に病む必要はないでしょう。

 

エコー写真で性別の判断をしているところ

 

けっきょくエコー写真で赤ちゃんの性別は分かる?


「元気に生まれてきてさえくれれば、本当のところ性別はどちらでもいい」というのが究極の親の気持ちだと思います。

 

とはいうものの、名前を考えたり洋服を買い揃えたりするためには、性別が分かっている方が準備しやすいのも確かですよね。

 

赤ちゃんの性別は受精した瞬間に決まっていますので、検査のたびに性別が違うはずはないのですが、「4ヶ月では男の子と言われたのに、6ヶ月には女の子かもと言われた」というママは多く、むしろ一貫してはっきり性別が分かった、エコー写真にうつって見えた…という人の方が少数派ではないでしょうか。

 

最近では、より立体的に赤ちゃんの姿や子宮内のようすが確認できる「3D」「4D」などの画像診断システムが発達していますが、それでも予想的中率は80%程度といわれています。

 

エコー写真で赤ちゃんの性別が分からない時や実際と違う時の原因としては、次のようなものが考えられます。

 

  • 角度や足の揃え方などで、毎回局所がエコーにうつらない
  • 足の間にへその緒がはさまっていて、男の子の性器と見分けがつかない
  • 性別を伝えない方針の産婦人科だった
  • 妊娠後期で、赤ちゃんが大きくなっていた

 

へその緒(臍帯)は、血流を識別できるタイプの超音波診断なら性器と見間違えることはありませんが、まだ導入されている産婦人科はごく一部。

 

また性別が知りたいという目的では健康保険が効かず、自費診療(1回1万円~2万円程度)になることが多いそうです。

 

そもそもエコー写真は、妊娠の経過が順調かどうか、対処すべき問題点がないか…を確認するためのものですので、精度が上がってきたとはいえ、性別は「分かればラッキー」くらいに思っておいた方がいいかもしれませんね。

 

手作りアルバム派も必見、エコー写真の正しい保存方法


お腹の赤ちゃんのエコー写真を、月齢ごとにアルバムに残しているママも多いでしょう。

 

産婦人科で申し込みできたりプロに作成を頼む場合は良いのですが、手作りアルバムを作るなら、ひとつだけ注意しておくべき点があります。

 

現在、産婦人科で検診時にプリントしてもらえるエコー写真は、ほとんどが感熱紙に印刷されたもの。(一部そうでないものもあります)

 

感熱紙は、高温で色が変わる性質を持っているため、車のダッシュボードや暖房器具など温度の高い場所に置いておくと画像が消えてしまうばかりか、強くこするとかすれたり、時間とともに少しずつ色あせていき、数年で真っ白になってしまうことも。

 

そうならないために、ぜひ次のような方法で残しておきましょう。

 

  • 写真プリントショップなどで画像にしてもらう
  • カメラやスマホで撮影する
  • 家庭用スキャナーで取り込む
  • コンビニのコピー機などでコピーする

 

上記の方法でデータとして残した上で、コピーや印刷したものをアルバムに貼っていけば、大切な記録が消えてしまうことを防げます。

 

また、何度もエコー写真を見ているママと違い、パパや祖父母・上の子には一見して画像に何が写っているのか分からないこともあります。

 

そんな時のため、複数枚コピーしておき、カラーペンなどで顔や手足の輪郭をなぞってあげると、見慣れていなくても理解しやすくなりますね。

 

まとめ


筆者の次女の検診時、先生が毎回「この子は足が長いね~」といいながら測り直していましたが、生まれてみるといたって普通の足の長さでした(笑)。

 

そんなエピソードもまじえて、子どもが成長した時に、親子でエコー写真を眺めてみるのも楽しいもの。

 

いつのまにか消えてしまわないよう、今回の記事も参考に上手に残しておいてあげて下さいね。

 

文/高谷みえこ

参考:日本超音波検査学会「超音波検査用語集」

平成 23 年度厚生労働科学研究費補助金 保健指導マニュアル作成グループ「推定胎児体重と胎児発育曲線」

 

高谷 みえこ

ライター歴15年。大手企業サイトなどで執筆を行う。得意分野は女性・主婦向けの記事。育児ポータルサイトでは新米ママのお悩み相談コーナーで回答者を務めた実績を持つ。