3歳を境に教育や社会性のケアへ変化!?


次に「子育て」の関心度と変化についても調査。「子どもの教育・しつけ」(0歳:13.2%、1歳:38.9%、2歳:71.7%、3歳:85.3%)と「子どもとのコミュニケーション」(0歳:40.2%、1歳:57.1%、2歳:68.4%、3歳:75.4%)は、0歳から3歳にかけて子どもの年齢が上がるに連れて関心が高まることがわかりました。

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一方、「子どもの授乳・ミルク/食事」(0歳:86.6%、1歳:65.4%、2歳:48.2%、3歳:38.5%)、「子どもの睡眠」(0歳:60.7%、1歳:52.2%、2歳:41.1%、3歳:34.2%)、「子どもの肌/スキンケア」(0歳:43.3%、1歳:34.1%、2歳:30.4%、3歳:27.8%)への関心は低下。お母さんの子育てに対する関心ごとは、子どもの年齢が上がるにつれて“身体の成長”から“子どもの教育や社会性のケア”へ変化しています。

 

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さらに子育ての中で“重点的に気を付けていたこと”を聞いたところ、「子どもの成長・発達」(60.7%)、「子どもとのコミュニケーション」(60.3%)、「子どもの授乳・ミルク/食事」(57.7%)、「子どもの教育・しつけ」(50.5%)が上位を占める結果となりました。

 

ところが、“もっとやっておけば良かったと思うこと”に、「子どもとのコミュニケーション」(53.5%)、「子どもの教育・しつけ」(36.2%)、「子どもの授乳・ミルク/食事」(22.1%)がランクイン。これらの項目は、“重点的に気を付けていた”にも関わらず“もっとやっておけば良かった”と後悔している人が多いと判明しています。

 

また注目すべきは“重点的に気を付けていたこと”で7位だった「子どもの肌/スキンケア」(24.5%)が、“もっとやっておけば良かったと思うこと”で4位(20.0%)に浮上。お母さんたちからは「スキンケアの大事さをわかってなかったから」「スキンケアは時間があるときにしかしなかったため」「自分にあまり余裕がなかったため、スキンケアまで手が回らなかった」などと後悔する声が寄せられました。

 

■調査概要

 

調査対象:満3歳以上5歳未満の子ども(第一子)のいる25~44歳のお母さん2060名

 

 

調査期間:2018年5月29日~31日

 

 

調査方法:インターネット調査

 

 

取材・文/原田美咲