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嘘?ホント?魔の2歳&悪魔の3歳の後は「天使の4歳」説

子育て

2021.02.22

育児で大変な時期といえば、いわゆる「イヤイヤ期」本番の2歳を挙げる人が多いのではないでしょうか。

 

しかし、そんな魔の2歳児やそれに続く3歳のあと、「4歳になったら天使みたいにやりやすくなるよ!」という励ましもときどき耳にします。

 

「天使の4歳」とはいったいどんな状態なのでしょうか?「そんなの嘘だった…」という声もある天使の4歳説について、ママたちの体験談もまじえて紹介します。

「魔の2歳・悪魔の3歳・天使の4歳」とは

天使の4歳という言葉を、育児雑誌やSNSなどで見かけるようになったのは比較的最近の2010年頃からだと思われます。

 

対して「魔の2歳児」はかなり以前から広く使われているため、知っている人も多いでしょう。

 

赤ちゃん時代を過ぎた1歳半~2歳ごろの子は「なんでも自分でやってみたい」「やりたいことを気が済むまでやりたい」という自我が芽生え、それがうまくいかないと泣いたり怒ったりと感情を爆発させます。

 

これは、今後の人生できちんと自分の意志を持って主張できるようになるための大切な練習でもあります。

 

しかし当然すべてが希望どおりになるわけではなく、成長が追いつかずにできないこともたくさんあり、泣き出したら何十分も止まらないことも。

 

そんな「イヤイヤ期」に付き合うママやパパには多大な忍耐力が必要。いつしか「魔の2歳」という呼び名がついたのでしょう。

 

そして3歳児になってもその傾向は続き、2歳台ではまだ赤ちゃん寄りだった子も、だんだんと自分の欲求が明確になってきます。

 

成長して体力がつくことも手伝って、いっそう激しく泣いたり暴れたりする子もいるため、魔の2歳児に輪をかけて「悪魔の3歳児」と呼ばれることもあります。

 

2歳~3歳台は下の子が生まれるタイミングということも多く、環境の変化やママを独り占めできなくなった寂しさなどから、いわゆる「赤ちゃん返り」も重なって、いっそう大変…というケースも。

 

もちろん、子どもの発達や気質には個人差があるため、必ず決まった年齢で上記のような状態になるわけではありません。

 

しかし、そういった大変な時期を乗り越えれば、4歳を迎える頃にはずいぶん話が通じるようになり、身の回りのことも自分でできるようになって、親にとっては格段に育児がやりやすくなるといわれます。

 

このときの喜びを表したのが「天使の4歳」だというわけです。

ママに聞く!「天使の4歳」はあった?

今回、4歳以上のお子さんのいるママ30人に「お子さんを”天使の4歳”だと感じた経験はありますか?」と聞いてみたところ、以下のような回答になりました。

 

  • あった…36%
  • なかった…64%

 

と、今回はなんと「天使の4歳」を経験したママは3人に1人しかいませんでした。

 

今まさに天使の4歳を心待ちにしている人にとっては少し残念な結果かもしれません。

 

しかし、実は「いいえ」と答えた人からも以下のような声が寄せられています。

 

「うちの次男は赤ちゃん時代から小学生になった今でも終始おっとりしておだやかなので、特段4歳だけが天使というわけではなく、ずっと天使と言ってあげたい感じです。ちなみに長男と長女は4歳以外も大変なことの連続です…悪魔とまではいいませんが(笑)」(Yさん・42歳・小学2年生と5歳児と2歳児のママ)

 

つまり、イヤイヤ期などで最も大変な2~3歳が過ぎたあと4歳になると落ち着いてやりやすくなる、典型的な「天使の4歳」コースは3分の1くらい…と思っておくのがいいかもしれませんね。

「まさに天使!」の4歳児エピソード

ママたちが「天使の4歳」を実感したのはどんな場面なのか、体験談を教えてもらいました。

 

「実は天使の4歳という言葉は知りませんでした。でも、2~3歳は遊びを途中で止めたり、思い通りにいかないことがあるとかんしゃくを起こしたり、床に転がって泣いたりで、ママ友にも同情されるほど頑固な子だったのが、4歳3ヶ月頃からみるみるギャン泣きが減り、会話が成立するように!比べてみれば、たしかに天使かもしれません」(Jさん・38歳・5歳児のママ)

 

「いま上の娘が4歳です。すぐ下の弟が生まれたときは2歳だったので、赤ちゃん返りもあり、抱っこ抱っこで大変だったのですが、3人目になる妹が生まれた今は、おむつを取ってきてくれたり、私が下の子をお風呂に入れている間は弟の相手をしてくれたりと、しょっちゅう、”天使だ…ありがとう…!”と感じています」(Eさん・34歳・4歳児・2歳児・0歳児のママ)

 

「3歳までは、スーパーに行く前に、今日はおやつは家にあるから買わないよと約束しても、いざ売り場に行くと買って買ってと大泣きだったんです。それが4歳になるとしっかり約束が守れるようになり、安心して買い物に行けます」(Aさん・37歳・4歳児のママ)

 

4歳になると、多くの子は言語能力やコミュニケーションがぐんと発達し、自分の言いたいことを言葉で伝えられるようになります。

 

また、ほとんどの子が集団生活に入ることもあり、自分の思いや希望だけではなく相手の立場に立って考えられるようになります。

 

その結果、親やきょうだいに対して思いやりのある行動や言葉が出るようになり、「感激した」という声が多数でした。

「天使は伝説でした」というママも

「4歳は天使」と実感している人たちとは反対に、「期待していたけど、4歳でもまったく天使ではなかった…」という人もたくさんいました。

 

「公園に行きたいと思ったら玄関で動かないし、公園から帰りたくないときはどんなに言い聞かせても聞かないし、抱きかかえて帰ろうとしたら、私が誘拐犯かって思われるくらいの絶叫ぶり。やっと4歳になったので、私が帰ろうねといったらハーイ!というのを少しは期待してたんですが…はい、相変わらずです!」(Uさん・36歳・4歳児と1歳児のママ)

 

「赤ちゃん時代はよく寝るし、1~2歳もあまり手がかからなくて助かると思ってたんですけど、3歳頃から口が達者になり…反抗期なんでしょうかね?4歳過ぎてからの方が、思い通りにならないと泣いたり怒ったり、指示を聞いてくれないことが倍増して、どこが天使ー!?って感じです」(Sさん・33歳・4歳児のママ)

 

「3歳までのヤダ!に加え、4歳になって思考がレベルアップしたのか、理屈(へりくつ?)が増えて疲れます…声も大きいし、うちは天使どころか、悪魔が進化して大魔王ですよ(笑)」(Nさん・39歳・4歳児のママ)

 

など、期待が裏切られたり、変わらないどころかさらにイヤイヤがパワーアップしたりするわが子に対し「4歳なのに…天使はどこ?」と思ってしまうのかもしれませんね。

おわりに

4歳という年齢は、言葉での意志疎通がずいぶん進み、トイレトレーニングも一段落、幼稚園の入園など、成長を実感できる時期で、ほっと一息…というママが多いのではないでしょうか。

 

そんな背景から「天使の4歳」という言葉は生まれたのだと思います。

 

時期は前後するかもしれませんが、そんな育児の小休止は、必ずどの子にも訪れるはず。

 

「4歳だから」と期待するとがっかりすることがあるかもしれませんが、子どもの成長を信じて、気長に見守っていきたいですね。

文/高谷みえこ

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