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2人目育児が「しんどい人」「平気な人」は何が違う?

子育て

2021.02.15

2021.02.16

部屋で遊ぶ兄妹

初めての出産は、誰もが慣れない育児で大変なことは想像がつきますが、2人目になると「もう慣れてるから大丈夫だよね」と思われがち。

 

しかし、実はSNSを見ると「2人目、こんなにしんどいなんて」「自分のキャパを超えすぎて毎日頭がまともに働かない」「上の子にも下の子にも申し訳ないけど、どうにもならない」と嘆くママの声がたくさん見られます。

 

それが、夫や祖父母などの手がほとんど借りられない「ワンオペ」育児ならなおのこと。

 

もちろん彼女たちも子どもはとても可愛く、心から愛情を持って育てているのですが、あまりにもハードモード過ぎて心身ともに限界…という人が多いようです。

 

ただ、2人目でも、大変ながらも楽しくやれてるよ!という人ももちろんいます。

 

この「しんどさの差」は、どこにあるのでしょうか?

 

今回は、2人目育児がしんどい理由について、自分ではどうしようもないものもありますが、ちょっとの工夫でなんとかできるものを集めてみました。

2人目育児特有の「しんどさ」にはこんな理由が

2人目の出産・育児なら、もう慣れているから大丈夫…と、周囲もママ自身も思ってしまいがち。

 

たしかに、抱っこの仕方や各育児グッズの使い方など赤ちゃんのお世話に関しては経験が生かせますが、実は子どもが2人いることにより、特有の大変さも増えるんです。

子どもたちの生活時間のずれ

幼児と赤ちゃんでは睡眠のリズムが異なり、お昼寝の時間が合わないことがほとんど。

 

それでも、1人が眠っているあいだ、もう1人が静かにしていてくれれば、ママと水入らずで遊んであげることもできるのですが、往々にして騒いだり泣き出したり…結局起きてしまって、何度も寝かしつけのやり直しということも。

上の子の赤ちゃん返り

それまでママを独占できていた上の子にとって、下の子が誕生すれば、どんなに「上の子優先」と心がけても、以前と比べるとママとの時間は確実に減った状態。

 

これまで1人でできていた着替えなど身辺のことができなくなる、授乳中に限ってママを呼ぶ、かんしゃくを起こすなどの行動が「赤ちゃん返り」として知られています。

 

1歳半から3歳頃に、自分の意志がはっきりしてくると起きる「イヤイヤ期」と重なり、とても大変な思いをするママもたくさんいます。

 

上の子も本当はママを困らせたくはなくて、抑えきれないさびしさや嫉妬が行動に出てしまうだけ…と分かっていても、ただでさえ赤ちゃんのお世話と家事でいっぱいいっぱいの時に、どんな食事も「イヤ!」と払いのけられたりしたら、ママの方も泣きたくなってしまいますよね。

 

そのほか、1人目の時にはなかった

 

  • 上の子の園や習い事の送り迎え
  • きょうだい経由で病気に感染
  • おもちゃの取り合いなどによるケンカと仲裁

 

などのさまざまな理由で、時間・気力・体力ともバンバン消費されるのが2人目育児だといえます。

しんどい人、平気な人の違いはどこにある

とはいえ、これから出産を考える人が「私には2人なんてとても無理…」と思うのは早すぎるかもしれません。

 

なぜなら、2人どころか3人4人と出産しても、もちろん大変なのは大変だけど、楽しく乗りきれているというママはたくさんいるからです。

 

この違いはどこにあるのでしょうか。

子どもの気質や体質

きょうだいの2人とも・またはどちらかがたまたま育てやすいタイプであれば、負担はとても少なくなります。

 

いっぽう、上の子が片時も目を離せないほど元気だったり、下の子が繊細で夜泣きしやすかったり、泣かせたままにしておくと引きつけを起こしてしまったりという場合、やはりしんどさは倍増します。

 

もちろん、育てやすい子がよくてそうでない子がダメ…という意味ではありません。子どもはみんなそれぞれいいところを持っていて、表れ方が違うだけです。

 

そのほか、きょうだいの気質や体質が似ていれば「今日は昼間に初めての場所で知らない人にたくさん会ったから、夜泣きするだろうな」など、予測がつきやすいですよね。

ママのキャパ+周囲の協力度

2人目育児がしんどい…と悩むママがよく口にするのが、「自分のキャパを超えていた」というもの。

 

キャパとは、ここでは、仕事や家事や子どものお世話をこなしながら、ちゃんと子どもたちの要求に応えて笑顔で子育てしていく対応力のような意味合いでしょうか。

 

Oさん(36歳・7歳児と5歳児のママ)は、下のお子さんが生まれたあと、

 

「子どもたちの昼寝のタイミングが合わず家事をする時間がなくて、やっと下の子が寝てもなかなか遊んであげられず…」

 

とイライラして叱ることも多く、するとお子さんもよけいに泣いたりぐずったりすることが増え、

 

「自分には2人の母になる資格なんてなかった…ごめんね…と、泣きながら寝てしまった子どもを見ながら何度も謝ってました」

 

と話します。

 

しかし、ヒトはもともと母娘を中心とした集団で子育てをする生活が長かったため、現代のワンオペ育児のようにママが1人で複数の子どもを育てつつ家事もこなすというのは「できなくてあたりまえ」とも言えるんです。

 

さらに、実家が近く数時間でも子どもを預けられたり、パパの帰りが早くお風呂や寝かしつけを連携・分担できたりする人と、そうでない人では、感じる「しんどさ」は大きく変わります。

ママ自身が2人目を希望していたかどうか

2人以上のお子さんを育てているママは、もちろん2人とも心から愛しているしかわいく思っているので「2人目を希望していなかった」というのは少し誤解を招くかもしれません。

 

しかし、今も世の中には「1人っ子はかわいそう」「きょうだいがいた方が子どものため」という考え方が根強く存在し、ママ自身でさえ無意識にそう思っていることが少なくありません。

 

本当は1人っ子でもいいけれど上の子にきょうだいを作ってあげたくて2人目出産を決めた人と、ママ自身が「大変でもやっぱりもう1人子どもが欲しい!」と思って決めた人では、同じ状況でも感じ方はやや異なるようです。

おわりに

2人目を考えているママが、ワンオペで夫の協力もない中、2人をちゃんと育てられるのかと不安になったとき、2人以上のお子さんがいる人から「なんとかなるよ!」と励まされることがあります。

 

たしかに筆者の体感でも「なんとかなる」ことは間違いありません。

 

しかし育児の「しんどさ」は、親子それぞれの気質やサポートの有無などママやパパの力ではどうにもならない要素で左右されるということを心にとめておき、お互い想像力や思いやりを持って接するようにしたいですね。

文/高谷みえこ

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