「発達性読み書き障害」をご存知でしょうか。「発達性ディスレクシア」ともいい、知能や聞き取り能力には問題がなくても、文章を読んだり書いたりすることに苦手を持つ発達障害です。カタカナや漢字が習得できなかったり、音読の速度が遅かったり、黒板などの文字を見て写す「視写」が困難だったりと、その症状や重症度もさまざま。学校生活や社会生活を送る上で、周囲の理解と個々に合わせた対応が求められます。