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元いじめっ子は過去の過ちをどう思ってるのか。再会で気付く当時の思い

子育て

2018.12.13

2021.04.19

20181130ijime01学校生活での“いじめ”に関するニュースは、残念ながらなくなりませんよね。国や自治体などで様々な対策が行われていますが、“いじめの実態”は把握するだけでも一苦労。さらに“いじめられた側”は、学校を卒業したあとにも心の傷が残ってしまいます…。

 

<関連記事> 小学校のいじめが過去最多に!浮き彫りになった問題とは?

中学生時代の“元いじめっ子”に再会


11月22日放送の『Dデジでお邪魔します!』(テレビ朝日系)では、「昔いじめられた相手に理由を聞きたい!」というテーマを特集。実際に“中学時代いじめを受けていた”という芸人の小玉海さんが、“元いじめっこ”に「当時のいじめをどう思っているのか」を尋ねに行きました。

 

まずは“元いじめっ子”にコンタクトを取る必要があるものの、小玉さんは卒業後に連絡先を消してしまったそう。地元を歩いてみても消息がわからず、最終的にスタッフはSNSを使うことを提案します。本人のアカウントを発見し「小玉さんが会いたがっている」旨をメッセージで伝えると、“元いじめっ子”からは「承知しました」との返信が。会う約束を取りつけることに成功です。

 

会う直前は「緊張する」と話していた小玉さんですが、実際に“元いじめっ子”と対面すると「久々!」とお互いに自然体なようす。“元いじめっ子”は、小玉さんが芸人をしていることも知っていました。

“元いじめっ子”が語る当時の思いと謝罪の言葉


いよいよ本題に入り、小玉さんは「当時のいじめをどう思っているのか」と質問。彼は「当時はいじめと思っていなかったが、学校の先生に呼び出されたりして“いじめ”を自覚した」と答えました。VTRで見ていた劇団ひとりさんも「やった側は、やっぱりそうなんだよね…」と神妙な表情に。

 

その後、小玉さんは約20分かけて12年分の思いを告白。“元いじめっ子”も小玉さんの思いを受け止め、「今こうやって改めて話すと、人としてありえないことをしていた」「その当時に気づいてあげられなくて、ごめんなさい」と謝罪しました。小玉さんは「その言葉が聞けて、すごい嬉しいです」とコメント。「12年ぶりに胸のつっかえがとれた気がする」と嬉しそうな表情でした。

 

“元いじめっ子との再会”は難しいテーマで、ネット上には様々な意見が登場。「いじめた側は月日が経てば忘れるかもしれないけど、された側は一生心に傷が残るよね」「私だったら元いじめっこに再会したくない。というか一生かかわりたくない」「当時いじめた側だけど、やっぱり覚えてる。クラス会で会うのはこっちの方が気まずい」といった声が上がっています。

SNSを活用した“いじめの相談・通報”窓口


いじめの問題点の1つは、周りが“見て見ぬフリ”をしてしまうこと。誰もが相談・通報をしやすいように、最近ではSNSを使った窓口整備が進んでいます。神奈川県教育委員会の行った「いじめ相談体制構築に向けた予備的調査」で詳細を見ていきましょう。

 

まず“いじめの相談”にSNSを使うメリットは、「日常使い慣れている」「スクリーンショットを使うことでトラブルを正確かつ簡単に伝えられる」という点。一方デメリットには「音声情報が無いため児童の心理状態が把握しづらい」「絵文字の使い方に個人差があるため児童の気持ちを誤解しやすい」点が上げられています。

 

具体的なSNSとして例示されたのは、「STOPit」。このサービスは「“いじめを受けた”もしくは“目撃した”人が匿名で報告・相談を行えるサービス」で、導入済の柏市では匿名での柏市教育委員会への報告・相談が可能となりました。

 

SNSでの“通報”については、ネット上でも期待する声が続出。「匿名というSNSの特徴は、通報したい時にこそ活かせると思う」「電話で窓口に連絡するって相当ハードル高かったから、SNSには期待できる」などの声が上がっています。

 

いじめを減らすためには、まずは“いじめの認知度”を上げることが大切だそう。SNSなどのサービスをうまく使って、認知度を高めていきたいですね。

 

文/内田裕子

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