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産後のお酒はいつからOK?

出産

2019.03.05

2020.03.29

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お酒好きな女性にとって、妊娠中は禁酒しなくてはならないので、つらい期間になると思われます。赤ちゃんが誕生してやっと飲める!と思っていたら、今度は授乳があるのでまた禁酒を続けることになります。

 

最近では産後の飲酒についてさまざまな意見がありますが、実際のところ、お酒はいつから解禁して良いのでしょう。

 

出産後はいつからお酒が飲めるのか、もし飲んでしまった場合赤ちゃんにどのような影響があるのかなど、産後のお酒にまつわる話について、いろいろ紹介していきます。

 

ママの飲酒は赤ちゃんにどんな影響を及ぼす?

赤ちゃんは栄養の全てをママの母乳、または粉ミルクから摂取します。

 

母乳で赤ちゃんを育てている場合、ママが摂取した栄養が代謝され母乳となり、それを赤ちゃんは飲むことになります。

 

そのため、ママは口に入れるものに対して、人一倍気を付けなくてはならなくなります。

 

ママがアルコールを摂取して母乳を与えてしまうと、赤ちゃんはアルコール濃度の高い母乳を飲むことになります。

 

母乳は血液から生成されています。飲酒後すぐの母乳のアルコール濃度は90パーセントから95パーセントと高濃度で、アルコールを摂取するとほとんどが母乳に移動することが分かっています。

 

それでは時間が経てばアルコールが分解されるので、酔いがさめたら赤ちゃんに母乳を与えても良いのでしょうか。

 

人によってアルコールの分解速度は異なりますので、飲酒後に時間が経過したからといって、必ず安心して母乳を与えられるわけではありません。

 

赤ちゃんは胃や肝臓などの内臓器官がまだ未発達なため、アルコールを含んだ母乳を摂取してしまうと、赤ちゃんがアルコール中毒を起こしてしまうこともあります。

 

体調を崩したり睡眠障害を起こしたりなど、赤ちゃんに異変が起きることもあるでしょう。

 

ひどい場合は脳や体に障害を起こしてしまい、発育に支障をきたすこともあります。低身長や低体重、記憶障害や学習障害を起こすことも考えられます。

 

ママにも影響があることも

お酒を飲むと影響を受けるのは赤ちゃんだけではありません。ママにも影響が及ぶこともあります。

 

アルコールを摂取すると母乳が出にくくなることも考えられます。母乳は乳腺の発達を促すプロラクチンと、母乳を出す働きをするオキシトシンというホルモンの分泌により出るようになります。

 

アルコールはプロラクチンやオキシトシンの分泌を抑える作用があるため、大量にアルコールを飲んだり継続的に摂取すると、プロラクチンの分泌が減少してしまい、母乳の量が減ってしまいます。

 

オキシトシンの分泌が減ると、母乳が噴出する力が弱まってしまうので、赤ちゃんが母乳を吸っても出にくくなってしまうこともあります。

 

また、妊娠中や授乳中はアルコールを断っているので、お酒に弱くなっているママも少なくありません。

 

寝不足や産後疲れが続いているママがアルコールを摂取すると、熟睡してしまい赤ちゃんの泣き声に気づかないこともあります。

 

赤ちゃんにトラブルがあった場合、気づかないこともあるので気を付けましょう。

 

基本は授乳が終わってから

出産後のママがお酒を飲んではいけないといわれるのは、ママが飲んだお酒が母乳に混じり、それを赤ちゃんが飲んでしまうからです。

 

お酒が抜けてしまえば母乳を与えても良いと思うかもしれませんが、母乳に含まれるアルコール濃度というのは、測定しない限り分かりません。

 

また、アルコールが微量であったとしても、赤ちゃんにどのような影響が現れるか分かりません。

 

赤ちゃんへ悪影響があることを考えた場合、基本的には授乳が終わるまでお酒は断っておいたほうが良いでしょう。

 

卒乳して1ヶ月は我慢しよう

授乳が終わったら、やっとお酒が解禁になる!と思うかもしれませんが、いきなりお酒を飲むと、体に異変が起きてしまうこともあるようです。

 

アルコールを断っている体にお酒を入れると、体がリラックスし血行が良くなります。アルコールは血管拡張作用があるので、血流も良くなります。

 

卒乳後すぐにアルコールを摂取すると、血流が良くなり母乳がたくさん作られます。すると胸が張って痛みを伴います。

 

卒乳1カ月頃ぐらいすると母乳の生成が落ち着き始めますので、お酒はそれから再開したほうが良いでしょう。

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ノンアルコールなら大丈夫?

お酒を飲めなくても気分だけは味わいたいと思い、ノンアルコールドリンクを飲むママもいるのではないでしょうか。

 

ノンアルコール飲料はアルコール0パーセントだと思っている人も多いようですが、1パーセント未満のアルコールが含まれているものも販売されています。

 

何本もノンアルコール飲料を飲むと酔っぱらってしまうこともありますので、飲む前に必ずアルコール度数表示をチェックするようにしましょう。

 

全くアルコールを含んでいないノンアルコール飲料もありますので、ノンアルコールを楽しみたいならアルコールが含まれていないものを選んで飲むと良いでしょう。

 

まとめ

産後のお酒についてはいろいろ見解が分かれていますが、基本的には授乳中は飲まないようにするのがベストです。

また、不安なときは必ず産婦人科医などに相談するようにしてください。

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