コピーしました
お使いの端末は
この機能に対応していません

SNSの「#産婦人科ご飯の写真」にママたちから予想以上の反響が…!

出産

2020.08.04

あなたが出産時に産婦人科を選ぶ基準はどんなものでしたか?

 

料金、自宅からの通いやすさ、無痛分娩などに対応しているかどうか…。

 

それに加え「食事が充実しているかどうか」を重視する妊婦さんも少なくないといわれます。

 

先日、SNS上でママたちが自分の産院入院中の食事写真を投稿。ホテルのディナー並みの豪華なメニューからそうでないものまでさまざまで、「こんなに違うの?」と反響を呼びました。

 

「#産婦人科ご飯の写真」で検索してみると

話題になったのは、SNS上でハッシュタグ「#産婦人科ご飯の写真撮ってた人見せて」に対して、たくさんのママから入院時の食事の写真が投稿されたのがきっかけです。

 

フランス料理店のコースのような豪華なディナーやケーキバイキング、ステーキや伊勢エビの祝い膳などがずらりと並ぶ投稿写真を見て、「うらやましい!」とのコメントが続出。

 

「食事のおかげでテンション上がって産後を乗り切れました」

「事前に食事の美味しい産婦人科を調べまくって決めました」

「もう一度ここに帰りたい…!」

 

などの声のほか、

 

「この盛り付け…見覚えがあります!もしかして、同じ産院ですか?!」

 

など思わぬ交流も生まれて盛り上がっていました。

 

一方、おもに公立病院や総合病院の産婦人科に入院していたママたちからは、

 

「食パン1枚と牛乳パック、スライスチーズ1枚、ジャムとマーガリンでさみしかった…」

「祝い膳は普通の食事(白ごはん)に、紙パックの赤飯が添えられたもの」

 

などの声が多数寄せられ、元AKB48のメンバー篠田麻里子さんもパック入りのロールパン3個がお皿に盛られた食事写真を投稿するなどの盛り上がりを見せていました。

 

産婦人科の食事内容がさまざまな理由

お産は病気ではないので、基本的に病院での食事内容に制限はありません。

 

産後は乳腺炎にならないよう、また栄養バランスが偏らないような配慮は必要ですが、メニューは病院ごとの方針に任されているといっていいでしょう。

 

厚生労働省の発表している日本人女性の摂取カロリー基準は、18~29歳で2050kcal、30~49歳で2000kcal。

 

産後は授乳のためのカロリーが加算されるので、産院では、一日2450~2500kcal前後の食事が提供されているはずです。

 

ただし妊娠中に高血圧などのハイリスク傾向が見られると、入院中の食事も減塩食に変える必要があるため、個人病院では対応できず転院を進められるケースもあります。

 

帝王切開や無痛分娩などでは、麻酔や絶食の影響から最初の食事は流動食であることが多く、「おもゆ」から始まり、おかゆ、通常食と進んでいくパターンも。

 

一般的に、個人病院では入院患者が妊産婦さんに限られ、人数も限られていることから、比較的食事の対応がしやすい傾向があります。

 

近年は少子化で個人産院も経営が厳しくなっており、他院との差別化の一環として食事を充実させるところも増えています。

 

対して、入院患者数が多い総合病院や市民病院では、さまざまな患者さんの症状に合わせたメニューを用意するため、産婦人科向けに豪華なメニューを用意できる厨房の余裕がない病院も多く、「いかにも病院食」という見た目になりがちなのかもしれません。

 

ただ、大学病院や医療系の専門学校が併設されている産院では、学生が栄養学の研修の一環としてメニューを考えたり調理を担当したりするケースもあり、

 

「学生さんが一生懸命作ったメニュー表や可愛い盛り付けに感激した」

 

という人も。

 

いずれにせよ、管理栄養士さんがカロリーや栄養のバランスなどを考えているのは共通していますが、地方や施設によってメニューにばらつきがあるのはやむを得ないのが現状のようです。

 

ちなみに筆者は、長女と次女の誕生のあいだに引っ越したため、それぞれ別の個人産院に入院しました。

 

どちらもSNSで見るような豪華メニューではありませんでしたが、和食はきちんと取っただしがきいていて、お漬物も手作りというほっこり心温まる食事でした。

 

そしてなにより、誰かが自分のために毎食毎食食事を作ってくれることが本当に幸せ…と感動していた記憶があります。

 

おわりに

産院入院中の数日間は、里帰りや実家から手伝いに来てもらうことができないママたちにとって、身の回りの用事を他の人にお任せして、お産で酷使した身体のケアや赤ちゃんのお世話に集中できる貴重な期間。

 

このときに、自分では当分作れないような手の込んだ料理をいただけるのは大きな喜びで、いい思い出になっている人も多いことでしょう。

 

一生の大仕事の1つであるお産。予算にかかわらず、すべてのママの心と体が癒やされるよう、全国どこでも、ちょっと豪華な食事を提供できる補助金制度などがいつか実現すれば最高ですね。

 

文/高谷みえこ

参考/厚生労働省:日本人の食事摂取基準(2005年版)について https://www.mhlw.go.jp/houdou/2004/11/h1122-2.html#betu

あなたにオススメの記事

出産テーマ : 【産前・産後】その他の記事

産前・産後
もっと見る