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ずりばいの時期はいつから?赤ちゃんも練習は必要?

出産

2019.06.02

2020.04.04

ずりばいをする赤ちゃんのイメージ

生後半年ごろ、うつぶせの状態で体を持ち上げられるようになった赤ちゃんが、腕や上半身、足の裏などの力で前に進んでいく「ずりばい」は、見た目もかわいらしく、思わず応援したくなりますよね。

 

しかし中には、なかなかずりばいを始めなかったり、ほとんどずりばいしないままで、はいはいやつかまり立ちなど、次のステップに進んでいく赤ちゃんもいるのだとか。

 

今回の記事では、赤ちゃんはいつずりばいを始めるのか、なかなかずりばいしない赤ちゃんに練習は必要なのか…などについて調べてみました。

赤ちゃんが「ずりばい」を始める時期はいつから?


一般的に、赤ちゃんは生後9か月頃になるとハイハイできる子がほとんどといわれています。

 

母子手帳の「成長の記録」には9か月のページに「はいはいをしますか」という質問が載っています。

 

もちろん、この時期にハイハイができていないからといって異常というわけではなく、あくまでもそういう子が多いということですが、「ずりばい」については記載がなく、これより少し前の5~7か月頃にずりばいをする赤ちゃんが多いと考えられます。

 

はいはいをするには、腰がすわっていることや、足を左右交互に動かせることが必要。

 

対して、ずりばいは、最初のうちは手足を左右同時に動かして進むことが多いので、お座りができない状態でも、うつぶせにさえなれれば可能です。

 

つまり、ずりばいの時期は、月齢よりも「寝返りできるかどうか」がポイントですね。

 

寝返りができればずりばいもできるということで、中には生後4ヶ月でずりばいを始めたという赤ちゃんのママは驚きを話してくれました。

 

「4か月の終わり頃、布団で寝かせていたはずの次男の泣き声がするので見に行ってみると、1人で寝返りをして、ずりばいで部屋の端まで移動し、家具の間に入り込んでしまっていました。長男はもっと遅い時期にずりばいを始めたと記憶しているので、予想外でびっくり。でも比べてみると、まだ腕や足に力がないのか、動きがぎこちない感じです。もっとゆっくりでいいんだよ…と、止めるわけにもいかず少し困っています」(Hさん・36歳・2歳児と0歳児のママ)

 

7か月過ぎてもずりばいしない赤ちゃんのイメージ

7か月過ぎてもずりばいしない赤ちゃん、なぜ?


多くの赤ちゃんがずりばいやハイハイを始める生後7か月頃を過ぎても、まったくずりばいの気配がないと心配するママもいることと思います。

 

しかし、7か月の時点ではまだまだ発達の個人差は大きく、ずりばいしていなくてもすぐさま心配する必要はないでしょう。

 

たいていの赤ちゃんは腰がすわるとより早く進めるハイハイに移行するため、ずりばいは比較的短い期間にみられるもので、あるかないかというくらい短期間の子や、全くずりばいをしない子もいます。

 

なお、育児書などでたまに「座ったままおしりで前に進む」ことを「ずりばい」と表すことがあります。

 

これは今回の記事で取り上げている「ずりばい」とは別のもので、英語では「シャフリングベビー」と呼び、40人に1人くらいいるとされています。

 

原因は不明ですが、こういった赤ちゃんは、生後半年頃までうつぶせにすると嫌がって泣くという共通の特徴があるので、当てはまると思われる場合はシャフリングベビーの可能性もあります。

 

ただ、シャフリングベビーの赤ちゃんは、お座りや歩きはじめがやや遅れる傾向にありますが、その後の発達に異常はないことが分かっています。

 

そのほか、ごくまれに股関節の障害や筋肉の動きが弱い「筋緊張低下症」などの原因が隠れている場合があります。ずりばい以外の場面でも動きを見ていて心配なことがあれば受診を考えましょう。

7か月以上でずりばいしない赤ちゃん、練習は必要?


ずりばいを全くしなくても、その後の運動機能に特に問題なく成長する赤ちゃんも多いといわれているため、ずりばいをしないからといって必ずしも練習が必要というわけではありません。

 

ただ、もしずりばいができるようになれば、背筋や肩・腕など上半身を中心に筋肉の力がついたり、遊ぶときに見える角度が変わったり、自分の意志で触れるものが増えたりと、心身ともによい刺激になり、指先や知能の発達に役立つというメリットはあります。

 

赤ちゃんが嫌がるときは無理せず、遊びの中で自然にずりばいやハイハイの動きを取り入れていけるといいですね。

 

例えば、赤ちゃんをうつぶせにして、気になるおもちゃやボールをもう少しで届く場所に置き、ママやパパが足の裏を支えてあげれば、赤ちゃんは足の屈伸で前に出る感覚を体験できます。

 

練習しているうちに、ふと自力で前に進めるようになるかもしれませんので、練習中や終わった後は周囲に危険なものを置かず、目を離さないよう気をつけましょう。

「ずりばい」のまとめ


今回、先輩ママたちに話を聞くと「うちの子はずりばいをしなかった」「ごく短い期間だけしていた」という声が多く聞かれました。

 

特に2人目、3人目となると、いつの間にかハイハイするようになっていたというママも少なくありませんでした。

 

この時期しか見られないかわいい「ずりばい」の姿、見かけたら動画などで残しておくと良いかもしれませんね。

 

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文/高谷みえこ

参考:Robson P. Shuffling, Hitching, Scooting or Sliding: Some Observations in 30 Otherwise Normal Children. https://onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1111/j.1469-8749.1970.tb01970.x

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