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はじめての育児を前に「ネットを見ると不安しかない…」それって本当?

出産

2019.11.27

2020.01.12

はじめての妊娠・出産を控えたママのなかには、産後の生活や育児のようすを知りたくて、先輩ママの育児日記やブログなどを参考にすることがあると思います。

 

しかし、芸能人のブログやインスタなどでキラキラした毎日が発信される一方で、「育児がつらい」「大変」というママのブログやSNSなどを目にして「そんなに大変なの…?」と不安になっている妊婦さんもいるのではないでしょうか?

 

実際のところ、育児は本当にそんなに大変でつらいだけなのか…?子育て中のママへのアンケートなども参考に考えてみました。

 

「育児が大変」というネガティブな声の理由


ほとんどの人は子どもがほしくて出産したはずなのに、「育児がつらい」「大変」というネガティブな声ばかりがインターネットにあふれているのはなぜ?

 

そんな疑問を持っている人もいるかもしれません。

 

これにはいくつかの理由が考えられます。

 

まずは、赤ちゃんの気質や、いわゆる「育てやすさ」はその子によって異なること。

 

よく夜泣きする子と早い時期から7時間くらい続けて眠る子、どちらも赤ちゃんの個性であって良い悪いはありませんが、ママの体力や疲労回復度は大きく違います。

 

一人遊びが好きな子と誰かに構ってもらう方が楽しい子、好みはそれぞれですが、ママにとっては前者の方がまとめて家事を片付けられストレスが少ないのは明白です。

 

離乳食をなんでもよく食べる子と、食が細かったり好みがはっきりしていて受け付けない子では、作ったり食べさせたりするにあたっての気苦労もずいぶん違うでしょう。

 

関連記事:離乳食が進まない!生後6か月・7か月・8か月の赤ちゃんのママの悩み

 

しかし、育児書やインターネットの情報は平均的な成長について書かれていますので、真面目で責任感の強いママほど、「うちの子は普通と違う」「私の育て方がおかしいのかな」と不安を抱えてしまいます。

 

また、夫や実家の協力度合いによっても、育児ストレスは何倍も変わってきます。

 

夫の帰りが遅かったり協力的でない状態での「ワンオペ育児」や、転勤などで実家が離れていてヘルプを頼めない「アウェイ育児」では、特にママのストレスや孤独感が強まることが分かっています。

 

関連記事:ワンオペよりつらい!「アウェイ育児」に出口はあるのか

 

そして、支援センターや同じマンションのママ友同士という関係では、ちょっとした育児の相談はできても、「つらい」「助けてほしい」という悩みまでは打ち明けられない…という人も多いことと思います。

 

夫に話しても「じゃあこうすれば?」と言うだけで共感したりねぎらったりしてくれず、実家の母には心配をかけるので話せない、逆に関係が悪く相談できないという人もいます。

 

唯一、本音を吐き出せる場所はSNSやブログといったインターネットの中だけ…という人は意外と多いもの。

 

インターネットのレストランやホテルの口コミサイトでは、「特に問題なく楽しく利用できました」と感じる人が大部分にも関わらず、そういう人はわざわざ投稿せず、一部の「最高でした!」または「不満でした!」という人からのレビューが集中するという現象が起こります。

 

そして、誰かに聞いてもらいたい・理解してもらいたいという欲求をより強く感じるのはやはりマイナスの感情のほう。

 

「インターネットで検索するとネガティブな育児体験談ばかり」と感じるのは、育児は辛いことばかりなのではなく、「辛い時だからこそ、ネットでしか言えない」という人が多いことを示しています。

 

「育児楽しいよ」ポジティブなママの声も


一方、今回、匿名でアンケートを取ってみた結果、「育児が辛いと感じることはありますか」と言う質問に対し、次のような回答が寄せられました。

 

  • 育児が辛いと時々/たまに感じる…67%
  • 育児が辛いとよく/常に感じる…11%
  • 育児が辛いとほとんど/まったく感じない…22%

 

これによると実は、毎日の育児を「辛い」と感じることのほとんどないママも5人に1人はいることになります。

 

理由を聞いてみると、

 

「もちろんなかなか泣き止まないなどで大変な時もありますが、そんなものだと思っているので辛いとは感じません」(Fさん・29歳・0歳児のママ)

 

「疲れてきたなと思ったら、夫に子どもを公園に連れて行ってもらい好きなドラマの録画を見たり、1人で買い物ついでにカフェに入るなど気分転換する時間を作るようにしています」(Hさん・33歳・2歳児のママ)

 

「育児はもっともっと大変だと覚悟していたのですが、いざ始まってみると、よく寝るし1人でも機嫌よく遊ぶ子なので、拍子抜けしているくらい。子どもに感謝するとともに、時間が余るので育休復帰を早めるか副業でも始めようかと思っています」(Kさん・30歳・0歳児のママ)

 

赤ちゃんの性格や夫の協力度などに助けられている面もありますが、「育児を辛いと思わない」というママは飛びぬけて恵まれたごく一部の人…というほど少なくはないようです。

 

しかし上記のママたちは、こういった毎日をSNSに投稿しても反感を買うのではないかと思うため、特に発信することはないといいます。

 

これも、プレママが「ネットではポジティブな情報がない」と感じてしまう一因かもしれません。

 

おわりに


初めての育児は予想よりもはるかに大変で、心身共に辛く感じているママが大勢いるのは事実。

 

とはいえ、アンケートでは「そんなに大変じゃないよ?」と思っている人も実は一定数いることが分かりました。

 

これから出産を控えている人は、いざ育児がスタートしたらどうなるのかは誰にも分かりません。

 

しかし、「辛い」と感じるポイントは「誰にも助けを求められない」ところにあることが多いため、出産までにできるだけ1人で抱え込まない体制を整えておくことが大切といえます。

 

そして「育児が辛い」と感じているママも子どもへの愛情は変わらず、決して「育児やめたい」とは思っていないことが次の記事からも分かります。

 

「育児辛い」を乗り切る方法も紹介していますので、こちらもぜひ参考にして下さいね。

 

関連記事:育児つらい…ネットに溢れるママの嘆き「でも育児をやめたい訳じゃない」

 

文/高谷みえこ

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