歯ぎしりが及ぼす子どもへの影響

 

iStock/ Maica

 

子どもの歯ぎしりは、基本的には大きな問題となることはなく、生え変わりが進むとともに落ち着いてくることがほとんどです。 しかしひどい歯ぎしりが続く場合、まれに歯が摩耗してしみるようになったり、神経が強い圧力に耐えられず炎症を起こしたり、壊死してしまうことがあります。 壊死した神経をそのままにしていると、細菌感染して歯茎が腫れたり、強い痛みが出たりすることがありますので、早めの治療が必要といえるでしょう。 また歯ぎしりは、顎周りの筋肉を緊張させて、顎関節に過度の負担をかけます。そのため酷い場合は顎関節症を引き起こしてしまう場合もありますので、適切な治療が必要となります。